挑戦・読書1,000冊

【センドク】読書ノート 692冊目|決断力

読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。
ネタバレもあります。読書ノートとして残しておこうと思います。
40代後半まで読書嫌い。
急に(2018年9月)読書を始めました。⇒ きっかけはこちらです。

 

読書ノート

タイトル名:決断力

著者:羽生善治 (著)

読了日:2024年3月16日

 

この本を購入した理由

読了本の中ですすめていた本。

 

この本のどんな内容を忘れたくないか?

  • 選ぶ情報、捨てる情報

・何事でも発見が続くことが、楽しさ、面白さ、幸せを継続させてくれる。
・自分の得意な形に逃げない。そればかりを続けていると飽きがきて、世界が狭くなってしまう。息苦しくなって、アイデアも限られてしまうのだ。
・新しいことには失敗はつきもの。失敗しても最初のときより2回目のときの方がまだうまくいくし、何回か続けていけば、そのうちうまくいくだろうという気持ちが現状を打破する。
・アイデアを思い浮かべる→それがうまくいくか細かく調べる→実戦で実行する→検証、反省する というプロセスを繰り返すことが、力をつけるポイント。
・自ら努力せずに効率よくやろうとすると、身につくことが少ない。
・10年とか20年とか30年とか、同じ姿勢で同じ情熱を傾けられることが才能。継続できる情熱を持てる人の方が、長い目で見ると伸びる。
・一つのことに打ち込んで続けるには、好きだということが根幹。ペースを落としてでも続けること。絶対にやらなきゃというのではなく、毎日少しずつ続けることが大切。無理をして途中でやめてしまうくらいなら、「牛歩の歩み」にギアチェンジしたほうがいい。
・自分が少しずつでも進歩しているとわかれば継続できる。
・自分の頭で考え、工夫する。その苦労や努力だけが自分の力になる。
・最初は真似から始める。しかし、丸暗記をするのではなく、どうしてその人がその航路をたどったのか、どういう過程でそこにたどり着いたのか、その過程を理解することが大切。相違した理解に基づき、先駆者の通った航路を何通りも覚える。そうなってくると、すでにできている航路から少し離れたところで見て、自分の航路を考えられるようになる。「真似」から「理解する」レベルになると、先駆者の考え方が「ああ、そういうことだったのか」とわかるようになる。
・プロになれば、趣味としての楽しさがなくなり、苦しみも出てくる。
・地位や肩書は、結果としてあとについてくる。大切なのはモチベーションを維持し、実力を持続することである。

 

 

この本の感想

将棋を知らなくても読める本。

書かれている内容には重みがあります。
実際に多くのタイトルを保有する実力の裏にある努力や考え方が、他の自己啓発本では出せない説得力があります。

同じ人間だと感じる部分、真似したくなる部分がたくさんあります。
同じ人間だと感じる部分は、こういう人でもそんな風に悩むのかと安心もさせてくれます。

 

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