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【センドク】読書ノート 665冊目|ジブリアニメで哲学する 世界の見方が変わるヒント

読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。
ネタバレもあります。読書ノートとして残しておこうと思います。
40代後半まで読書嫌い。
急に(2018年9月)読書を始めました。⇒ きっかけはこちらです。

 

読書ノート

タイトル名:ジブリアニメで哲学する 世界の見方が変わるヒント

著者:小川仁志 (著)

読了日:2024年2月9日

 

この本を購入した理由

ジブリ作品をよく見ている。哲学も好き。
そういう掛け合わせなので、面白そうだと思い購入。

 

この本のどんな内容を忘れたくないか?

 

この本の感想

ジブリ作品を深堀して、そこから「哲学」めいたものを発見する本ではない。
極端な言い方をすれば、ジブリ作品を見て、著者が勝手に想像し、そこに哲学を強引にあてはめている本です。

例えば… ”どうして作品「○○」の「XX」は、「赤」なのか?”という問いかけに対して、関係者に理由も訊かず、作品から想像する著者の勝手な思い込みを、哲学的な考え方を通して「赤」である理由を述べています。この本は、終始、この構成です。

哲学は、答えのないことを考える学問。
その観点からすれば、この内容は間違いではないです。
けれども、少なからず、作品の深堀ありきで購入するファンもいることを考えると、配慮に欠けるタイトルだと思います。

また、先述の通り、著者の想像で展開する「哲学」ですので、この本で何かを得ようとするのであれば、不向きかもしれません。

 

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