熱狂的なサッカーファンではないけれど、FIFAはやっぱり見ちゃいます。
2018年は個人的には、クロアチアに優勝して欲しいと思っています。
クロアチアの試合は、選手の名前が、ほとんど○○ッチという、最後にチが付きます。
これ、なんだろう?
そこで、ネットを検索すると、おーーーなるほど!
クロアチア人の「○○ッチ」は「○○の息子」
クロアチア人の「○○ッチ(ić)」は、「○○の息子」「○○家」という意味だそうです。
名前じゃなくて、名字です。
例えば、「五郎ッチ 太郎」で”五郎の息子 太郎”だったり、「山田ッチ 太郎」で”山田家
太郎”という感じです。
「親の名前+ッチ(ić)」
「家業+ヴィッチ(vić)」
このパターン以外に、家業に「ッチ」がついたパターンもあるみたいです。
「花屋ッチ 太郎」で”花屋 太郎”というパターンですね。
クロアチア語で「鍛冶屋」を表す単語はKovač(コヴァッチ)。
・・・なので、
Kovačević(コヴァチェヴィッチ)という名字の人は、「鍛冶屋の子」。
セルビアも同様に、「○○ッチ(ić)」の名字が多い国だそうです。
他に○○の息子を現わしている国
同じく「○○の息子」という名が受け継がれている国は結構多いです。
・○○ヴィッチ(vich)、○○フ
よく聞きますよね? ○○フ。
ロシアのミドルネームでよく使われています。ゴルバチョフもそうですね。
ゴルバチョの息子っていう意味かな。
・Mc○○
アメリカの姓。マクドナルドは、ドナルドの息子。
これ、結構感動した。へぇー、そうななんだ!・・・って。
・○○son
これもアメリカの姓。ダビットソンは、デービットの息子。
・○○sen
北欧(ノルウェー。デンマーク、スウェーデンあたり)の姓に多いですね。
童話のアンデルセンとか・・・。
・○○nen
フィンランド人の3分の1以上が「○○ネン」らしい。
スキージャンプの選手で、ヤンネ・アホネンという人がいるけれど・・・
日本語に置き換えるとちょっとかわいそう。
・○○ski
ロシア、チェコ、ポーランド、ウクライナに多い姓「○○スキー」
ドストエフスキー、チャイコフスキーが有名ですよね。
・bin○○
アラブ系の名前に多い「ビン」
名字ではなく、父親の名前の前にビンをつけて名字っぽくする。
ビン・ラディンは、ラディンの息子。
素朴な疑問
でもさ、息子の息子はどうなっちゃうんだろう?
マクドナルドは、ドナルドの息子・・・でしょ。
マクドナルドの息子は、マクマクドナルド(笑)?
いや、マクドナルドジュニアとか、マクドナルドソン?
だれか、ご存知の方は教えてくださーい。
・・・・オノマトペ。