参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。
本を1,000冊を読もうと2018年9月に読書を開始しました。「挑戦・読書1,000冊」としてカテゴリーを新設しました。
1,000冊読書を「センドク」として、ブログのタイトルに付けて、統一したいと思います。
「読書ノート」としては、情報の不足が多々ありますが、参考になれば幸いです。
読書ノート
タイトル名:100年予測 世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図
著者:ジョージ フリードマン , George Friedman, 櫻井 祐子 (翻訳)
挫折日:2019年9月22日
全体的な感想
嫌な予感がした。
翻訳は櫻井 祐子となっている。どこかで聞いた名前。
「第五の権力」を訳したのもこの人でした。タイトルに惹かれ購入したけれど、本当につまらなくて、訳者の名前を憶えていたのでした。
そういう先入観からか、最初から面白くない。
しかし、Amazonのレビューなどを見ても高い評価を受けている。斜め読みで30ページほど読んだ後、先入観を捨てて、これは未来予想の物語だという視点に切り替えて、最初から読み直してみました。
すると、最初の方はなかなか面白く、これなら読了できるかもと思えるようになりました。
・・・しかし、やっぱり、ダメ。
こちらとしては、100年予測に足るエビデンスを交えながら、分かりやすく説明してほしいのに、経済的数値を列挙し、読みにくくさせているところもある。
また、やはり、翻訳も悪い。
直訳というか・・・文章が長く、途中で何を言っているのかわからなくなってくる。
半分、SF物語だと思って読んでいても、そういう数字が出てくるので、説得力のある理由を期待し始めても、どこか表現力が乏しく、読み手はほんろうされる。
どうしてこの本のレビュー評価が高いのかわからない。
タイトルが強烈すぎて、内容とのギャップがあり、私をガッカリさせているのかもしれない。
まぁ、とにかく、 櫻井 祐子 (翻訳)となっている本は、私には合わないことが分かりました。
本は人。
ただし、直接、その人を知りたいと思っても、やはり言葉の壁があるので、今回は 櫻井 祐子 という人と対話をしたということになる。
人とは相性がある。
そういう意味において、この人との相性は良くないのだと思います。
ひとつだけ良かったところをあげるなら
各章の終わりにある「概要」が唯一の救い。
長々と、訳の分からない長文よりも、このまとめだけを読めば、それで済む。これで本を読んだということにはならないが、時間の無駄を最小限に抑える「概要」が役に立った。
自分にとって、我慢して長い時間をドブに捨てるより、この概要を読めば十分でした。
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