やってはいけない断捨離。ふと気がつくと大事な時間まで断捨離をしていました。

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■ こんなことを考えてみました

どうして、ジュースをコップに注がず、直接飲むのか?

昔は、はしたないとか行儀が悪いとか言われ、親に叱られたものでした。

しかし、考えてみれば、自販機で買えば、冷えたままでゴクゴク飲めるので、わざわざ

グラスに氷を入れて注いで飲まなくても、冷たくておいしいジュースを早く飲めます。

ジュースの目的は喉の渇きを潤し、”涼”を取る事だから、いち早くその目的を達成する

には、自販機で購入して、すぐに飲むことが一番良いのだと思います。

もしくは、自宅の冷蔵庫で冷やしておき、風呂上りにすぐ飲む!これが一番です。

これが、目的達成のための一番の近道です。

■ 昔は違った

恐らく、昔はこれだけの冷蔵技術が進んでいなかったんだと思います。

自販機も少なければ、コンビなんてほとんどない。

スーパーで買ってきたジュースも冷蔵庫の容量が少なく、他の野菜などを冷蔵すること

が優先で、お酒やジュースは後回しだったと思います。

冷えたジュースやお酒を飲むには、氷を作っておいて、氷をグラスに入れ、そこに注ぐ

ことで飲むことが出来ました。

そんな習慣から、ジュースやお酒は氷を入れたグラスに入れて飲むということが定着し

ていたんだと思います。

■ 手順が多すぎ!

今となっては、昔の様な手順は手間が多すぎます。

氷を作っておき、グラスを用意して氷を入れる。そこにジュースを注ぎ、飲み干したら

グラスを洗う。

それより、直接、缶のまま飲んだほうが手っ取り早い。

飲み干したら、缶は資源ごみへ。

・・・・昔とは違うんですね。

■ 僕の立場

とはいえ、氷を作る製氷皿(アイストレイ・アイストレー)を販売している僕としては

こういう”時代”だから仕方がない・・・とは言えないわけで。

どうしたら、グラスに氷を入れて飲んでくれるのかを考えてみました。

けれど、やっぱり、自宅で自分のために氷を入れて飲むのは面倒です。

お客様がいる場合や客商売のお店ならば、グラスに氷を浮かべて飲み物を出せば、見栄

えも良いし、”おもてなし”感が出ていいのですが・・。

色々考えましたが、目的に対して手間をかけてゴールする事が無駄だったり、面倒だと

考える人には、どのようにプレゼンしても無理だと分かりました。

■ 無駄の中にある何か

冷たいものをいち早く飲むためには、グラスに氷を入れて、そこにジュースを注ぎ飲む

ことは、直接、缶から飲むことに比べ無駄が多いのかもしれません。

ただ、そういう無駄なようなことをあえてすることで、注がれたグラスの中のジュース

は、少しずつ減っていくような気がします。

缶から直接飲む場合、一気にゴクゴクと体に流し込みますが・・・・

氷を浮かべたグラスの場合、その雰囲気も大切に一緒に飲むような・・・

そんな、ゆっくりとした”涼”が取れるのではないかと思います。

■ 気がついたこと

合理的・利便性を優先するという事は、今まで発生していた無駄な時間を断捨離できます。

断捨離は僕も好きで、スッキリするし、気分がとても良くなります。

けれど、こういうことを書いていて、ふと気がつきました。

手間の掛かる事は、必ずしも断捨離の対象ではないんだなぁ” と。

手間をかけるからこそ、同じ飲み物でも、ゆっくり、おいしく、長く味わえる。

そうした時間も必要なんだと思います。

そうした時間は、一見無駄な事のように思える”手間”によって生み出されているのですね。

■ どうせ手間をかけるなら

グラスに氷を入れるのなら、それが自分の癒しにつながってくれたら嬉しいです。

もちろん”おもてなし”感を存分に出せるのもいいけれど、カフェのような客商売をしてい

ないのなら、ひとりで飲むことのほうが圧倒的に回数が多いはずです。

そうした”ひとり飲み”は自分で自分を癒す。

そんな、ゆっくりとした”涼”を取って欲しいです。

氷がグラスにあたる音、氷が溶けてたてる音、グラスにジュースが注がれる音・・・

これらは、缶から直接飲むことでは聴くことが出来ない音です。

どうせ手間をかけるなら、氷も、丸い氷、四角い氷、クラッシュしたような氷、アヒルの

形の氷やキャラクターの氷・・・いろいろなデザインを試して欲しいです。

グラスの中にテーマ性を持たせるのも楽しいと思います。

今日の事、昨日の事、未来の事、あんなことやこんなこと・・・

気ままに勝手に自由に思いを巡らせ、ゆっくりと”涼”を取って欲しいです。

きっと、体がゆっくりと癒されていくと思います。

手間をかける、それは自分を癒す。

そう、自分に言い聞かせつつ・・・・

自分のお店にある製氷皿で、いろいろな氷を作ってみようと思いました。

・・・オノマトペ。