独立するなら気持ちと人の断捨離。敵対人より怖い仲間意識の環境。(健忘録)

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いつかこんな会社を辞めてやる。

自分で自分の会社を作って、自由になる!

若い時は、具体的な目標もなく、飛び出すことができました。

今は、気持ちがあっても、無鉄砲に飛び出すほど行動力が無ありません。

いつか、いつか・・・

飛び出さなければ!

・・・と、思いつつも、飛び出せなくなっている自分に気が付きます。

いったい、何がそうさせているのか?

原因の一つがこれ!

その会社を抜け出せないのは、会社内で敵対する人物や理不尽なルールではありません。

意外にも、自分を頼ってくれる同僚や部の仲間が原因となっています。

優しい声掛けや頼りにされているという雰囲気が、足かせとなっている事に気が付きます。

言わば、丁度良いぬるさのぬるま湯から抜け出せないというところでしょうか。

丁度良いぬるま湯にどっぷりと浸かっていると、なかなかお湯から抜け出せません。

一瞬、震えるように寒くても、抜け出した結果がもっと快適な世界を保証されていれば、気

合で抜け出せそうなもの・・・。

例えば、風呂上りのビール!

絶対、風呂から出た方が快適な世界が保証されています!

だから、ぬるま湯からは抜け出せちゃいますよね?

ところが、風呂から上がっても、今のぬるま湯の気持ち良さ以上の世界を描けない場合、つい

つい、ダラダラと長湯をしてしまいます。

会社も同様で、そうやって長居をしてしまうのかもしれません。

ひとたび風邪をひき、体調をこじらせ、会社にいられなくなったとき、居心地の良い会社を

ふと見てみると・・・

『あれ? 会社って、あまり僕を心配してくれない。

いや、心配はしているのかもしれないけれど、僕がいなくても回っている。

あー、僕の変わりはいくらでもいるのだなぁ。』

そんな風に気がつきます。

目の前に気持ちの良いぬるま湯以上のものが無いと、わざわざ寒くなるようなお湯の外には

飛び出したがらないのが普通です。

しかし、飛び出さなければ!

だって、自分の代わりはいくらでもいるんだもの・・・その会社には。

自分を歯車の一部としか見ない会社に長く居たって、結果は同じ。

どんなに長く居たって、会社は何もしてくれない。

だったら、一瞬寒く震えても、確実な冷たいビールが無かったとしても、飛び出そうではあ

りませんか!ずっとぬるま湯に浸ったまま、ポイ!と捨てられてしまう人生よりましです。

割り切る

足かせがなんなのか?という事を理解したなら、会社での居心地の良さに甘えない。

会社が自分という人間に価値を見出しているときは、会社に甘えても許されますが、その会

社が自分に対して価値感を持たなくなったら、自分を取り巻く環境は、一気に居心地が悪くな

るのだという事を肝に銘じましょう。

一度、自分にとって居心地の悪くなった会社では、部下や同僚もそういう対応になります。

必ずそういう流れになりますので、今、仲良くさせてもらっている部下や同僚とも、いざと

なれば、そうなってしまうことをどこかで意識しながら、適当な距離感で”今だけ”付き合う事

を心掛けます。

どんなに優しくされても、頼られ評価されても、どっぷりハマらず、浸からず、冷静に距離

感を保ち、適当に過ごすくらいの割り切りが必要です。

割り切るからこそ足かせがなくなる

会社内での人の親切や優しさは、いざとなれば裏返ります。

それを知れば、適当に付き合うことができます。だからこそ、会社の人間とのしがらみもな

くなります。しがらみがなくなるから、会社は心地の良いぬるま湯ではなくなります。

ぬるま湯ではなくなるので、いつでも風呂から出ることができます。

その一歩が出るか出ないかがとても重要です。

一歩踏み出せれば、あとは歩き、走り、進み続けるだけです!

ぬるま湯から出る!

それが大切です。

ちなみに、会社を去った後、その会社で付き合いのあった部下や同僚とは、ほぼつながりは

なくなります。こちらから連絡しても社交辞令ばかりです。会えたとしても、何かの助けと

なってくれることは100%ありません。

だから、いざという時のために、会社では、部下も同僚も仲良くしておこうなんていう打算

は必要ありません。

さぁ、どうだ!

さぁ、動き出せ、僕!

・・・・オノマトペ。