1,000冊読みの餌食になった本たち。54冊目。

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「凹まない」技術。

これも、鬱を経験した僕にとって、もうあんなことにならないためのノウハウがあると思って購入しました。

しかし、これは推測だけれど「鬱」を経験したことがない人が、いくら凹まない方法を書いてもそれは説得力がないということです。

ドッグイヤーを見返すと、そこのページには結構な書き込みが残っている。もちろん僕の。

それを読むと、反論めいたものや、批判が多い。

結果的にためになったところはない。というか、克服を自己流でしてきたので、それはやった!それもやった!という、自分の行ってきたことが、本書でも取り上げられていることであり、我ながらすごいなぁと自負する箇所がとても多かった。

それゆえ、先生なのに、それくらいしかアドバイス出来ないの?という感じでした。

裏を返せば、まさに、僕がやったことと先生が言っていることは同じ事が多いので、正解と言えば正解。つまり、画期的な凹まない方法は無いということだ。残念。

それでも、文句を言いながら読み進め、読み返した中に参考になる考え方がいくつかあった。

しかし、それは凹まないための方法なのかというと、遠い気がしますが、ご紹介します。

■ 休日の過ごし方

どういう休日の過ごし方がいちばん「ヘコむ」かを考えて、少しでもそうならないように行動すれば、まずまずと言っていいのではないか?

■ 言葉の使い方

・「有給」を「不在」と表現する。

・「人間関係の整理」を「人間関係から飛び出す」と表現する。

・「逃げ・撤退」を「戦略転換」「発展的解消」と表現する。これは戦争時の軍幹部がよく用いた表現だそうで、軍幹部は「撤退」という表現を嫌いこのように表現しました。結果、自決で命を落とす日本人がいる傍らで、軍幹部レベルはちゃっかり本国に戻っていました。

少しだけポジティブになれそうな気がしました。

■ 答えのないものには、答えを出さない

日本人は受験競争の影響で「正解を求める」トイウクセがついてしまっている。だから正解がないと不安になる。早く答えが欲しいと焦る。(まさに僕がこの本に答えを求めていたよ)

これは所ジョージの名言だけど、”それが答えなんだ。答えに対してなぜそれが答えかと探しても、答えなんだからそこから先の答えは見つからないんですよ。”ということと一致する。

そんなことが、この本でもみつけることができて、少しうれしい。

答えが無いとあきらめる。

あきらめるという言葉はネガティブなイメージがあるけれど、この本では仏教用語を持ち出して「真理をあきらかにする」という意味があり、「諦」の字は「真理を観察して明らかに見る」という意味も持ち合わせていると説明している。

真理を観察する・・・観察するために、一旦離れるということ。離れて観察することは、ネガティブではないよね。大きく距離をとって、遠~くの方から、気が向いたらチェックするくらいの距離感で・・・こういうのは鬱の人にとっては重要かもしれない。

凹んだ人の凹み解決法のすべてではないけれど、僕が鬱のときには、あきらめるということはなかなかできなかったことです。考えることをあきらめることができないのが鬱の特徴の一つだと思います。

■ ボーっとすること

何もしないでボーっとしていると、何かをしなきゃ!という気持ちが出てくるそうです。ボーっとしてみることで、やる気や次にやることが見つかるというのは、勉強になりました。

このくらいかな、この本から得たことは。

1,000冊を読もうと思ったキッカケは↓こちら