【センドク】読書ノート 552冊目|同じテーブルの10人の名前、簡単に覚えられます。―「記憶力」が面白いほどつく本

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参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:同じテーブルの10人の名前、簡単に覚えられます。―「記憶力」が面白いほどつく本

著者:B.フィールディング (著), Betty Fielding (原名), 川島 隆太 (翻訳)

読了日:2023年9月9日

この本を購入した目的

もっと、もっと記憶力をアップさせたいと思い購入。

私の目的について書かれている重要なページ要約と感想

P53 重要なことを言葉にして何度も繰り返しておくと、これからしようと思っていたことを忘れない。「独り言を言う方法」。

P68 時間間隔をあけて復習すると深く記憶に刻まれる。また、すでに知っていることと関連づけながら勉強すると、新しい記憶痕跡ができてくる。

P82 心配、不安など”ネガティブな感情”がエネルギーの流れを狭める。ずっと整理しなくちゃと思っていたところを片付けたり、友人と電話で話したり、散歩をすることで新しいことに意識を集中させることができる。そうすると、記憶の機能も自然と良くなる。
→ 何がポジティブにさせていないのかを考えて、対策する。そういう方法書き出しておいて、自分をポジティブに導くレシピを作っておく。

P90 自分の代わりに記憶して思い出させてくれるもの(人)があれば、任せてしまうのも良い方法。

P92 前頭前野は、記憶や思考などをつかさどる。読み書き計算が前頭前野を活性化させる。

P129 とにかく「ひとつずつ」こなして自信をつける。ひとつずつ意識を集中して、「自分のペース」で行動すること。自分のペースで行動し、急がなければならない状況を招かないこと。そうすれば、もの忘れによる失敗もだいぶ減ってくる。

P131 自分の「優先順位」にそって、自分の時間を使うかどうかチェックする。

P136 集中力を高め脳を効率的に使えるようになるトレーニング方法として、ポケットの中に10円玉を入れて、指先の感覚だけで「10」という数字が書かれている面を当てる方法がある。指先の感覚に集中すればするほど脳を効率的に使えるコツが体得できます。

P151 時間割は記憶力アップにつながる。まず時間割を作る。その時間割は自分の優先順位を反映しているかを確認し、反映しないとしたら何にもっと時間をかけたいか、どこで時間を節約できるか、人に頼んだり、完全にやめてしまったりできることはないか、時間の使い方を変えるにはどうしなければいけないかを再確認して、改善しようと思った点を盛り込む。また、他にしたいことがないかも確認する。自分がしたいこと、しなければいけないこととの間にバランスは取れているか?を見直す。

P158 緊急事態は「想定基準」を作り、それに乗っ取って切り抜けること。緊急時は忘れっぽくなるので、万が一の場合に備えて、こういう場合はどうしようというリストを作っておくこと。

P163 何かを記憶したいと願うなら、まずは覚えたい対象に興味を持つこと、楽しむことが重要。

P190 先を予測する。予測する力を身につけ、余計な心配をしなくする。ストレスが減ると、人生は自分でコントロールできると思えるようになる。問題を解決するために冷静に考え、ストレスの原因をどのように乗り越えるか決めることができる。

P192 外からのサポートを得る。「誰かに分かってもらえる」と思うだけで状況は変わる。一人で抱え込むしか手はないと考えるのはやめよう。

P193 気持ちのはけ口を持つこと。重くのしかかるストレスも、気持ちのはけ口を持つと、いつか消えてなくなる。好きなことをする、散歩をする、正しい食事と適度な睡眠、積極的に他の人と一緒に過ごす、日光を浴びる、作ることが好きならば何かを作ることに没頭する。

P197 笑うという行為は、前頭前野を活性化させる。毎日できるだけ多く笑うように努める。意識的に笑顔を作るだけでも効果がある。

P198 適度に脳を休めること。テレビを見ている時、私たちの脳は休止した状態にある。この特徴をリフレッシュに利用する。1時間程度の時間で区切ること。

P212 自分の気が散っていることに気づくことは大切。それに気づけば、気が散ったことを優先するのか、それまでしていたことに集中するのかを決めることができる。気が散る原因をなくすことができれば、物忘れのストレスをかなり減らせる。

P214 名前でも会話でも約束でも仕事でも日常の細々したことでも、忘れてしまう直接の原因は、情報をいい加減に処理していること。そしてそれについて深く考えないことである。他の情報と関連付けたりしないと物忘れが多くなる。自分にとって意味あることを、よく考え、よく覚える。思考力も記憶力も運動能力と同じで、鍛えれば伸びる。

P219 いっぺんにたくさんのことをやろうとして失敗するのは、時間配分がしっかりできていないからだ。

P221 予定を立て予定通りに実行する時、予定以外のことは一切心配しないこと。友達と話している時は、次に自分が言うことを考えていないで、相手の話に集中する。

この本は、私の目的を達成させたのか

気になったことを書きだしたので、実践したいと思います。
そのうえで結果がどうだったのかを検証する必要があるけれど、理論的に正しいと思うので目的は達成されると思います。

この本についての感想

食い入ってしまうような見出しはないけれど、一通り読んでおくと良いかもしれない本です。

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