【センドク】読書ノート 567冊目|「いい加減」なのに毎日トクしている人 「いい人」なのに毎日ソンしている人

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参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:「いい加減」なのに毎日トクしている人 「いい人」なのに毎日ソンしている人

著者:川北義則 (著)

読了日:2023年9月18日

この本を購入した目的

世の中にはいい加減なのに、何かあの人うまくいってるよなっていう人をよく見かけます。 逆に、何でいい人なのに、ああ なっちゃうんだろうな?と思う時もあります。その原因を知れそうな気がしたので購入しました。

私の目的について書かれている重要なページ要約と感想

相手が言いたいことをまだ持っている限り、こちらは何も言わずに聞くという姿勢。

「許せないリスト」を作って、許せないことがあった場合、その人をリストに載せることで ガス抜きをする。

会話のほとんどは無駄話でいいと思う。

時間のことは考えずに、やりたいことはとりあえずやりだしてしまう。こういう姿勢が大事。そして、やってみて面白くなければ、途中でやめてしまう。面白ければどんどんのめり込んでいけばよい。

やる気が起きなくても、とにかく始めてみる。何も考えないで行動をし始めるのが良い。
※ 人間は同じことを23分以上するとだんだんやる気が出てくるという実験データもある。

人間は言い訳をする動物だから、何かを始めたくないと思うとそれを正当化するためにいろいろな理由を並べるようになってしまう。そして、もっともらしい理由をつけて結局やらなくなってしまう。だから、やる気がない時は、あまりそのことを考えないで、とりあえず始めるのが賢明。

スケジュールは大雑把に立てること。
なぜなら、今日1日にやるべきことをやるべき時間に従ってびっしりと手帳に書き込んでしまうと、”全て時間に従ってやらなくてはいけない”という義務感や拘束感が生じてしまうからである。
そうすると、あれもしなくてはいけない、これもしなくてはいけないと気は焦り、結局、あれもこれも予定通りにこなせなくなってしまう。またリストに書いたスケジュールは、どれも等しくやらなければいけないことだと錯覚してしまうからだ。

世の中には 完全主義、完璧主義という人がいる。
彼らは仕事やテーマを隅から隅まできちんとやらないと気が済まないタイプ。
いつもできればいいが、100%こなすには自分の能力では無理な仕事もある。しかし、そういう場合にも完璧主義者は100%の完成度や正確さを求める。
80%まで達成したから、あとの20%は今回は良しとしようとは思わない。死力を尽くして残りの2割を埋めようとする。それができればいいが、できなくて間に合わなかったりすれば、結果的には無駄な努力となる。
つまり、完全さにこだわるあまり、時間を無駄にしたことになる。
こういう人は得てして、ノイローゼや神経症に陥りやすい。また、体力や健康まで損ねることにもなりかねない。

取り掛かる前にタイムリミットをあらかじめ決めておく。タイムリミットが来たら先に進むことを優先させる。

実はあまり気が付かれないところだが、何か行き詰まった時に一生懸命考えている時間…
これが実は無駄なのである。考えてもわからないことは一旦脇に追いやることをしないと、堂々巡りをしているだけの無駄な時間が生まれてしまう。

豊臣秀吉も言っている「何事もつくづく物思いすな。」
会社の問題は、会議を招集して解決に当たる。これと同じように、自分の問題を会議の招集という名目に仕立て、友達を集め、悩みを聞いてもらうということも解決方法としては有意義である。

どんな出来事でも自分の身に起きたことは全て必要、必然として受け止めるべきである。これが究極のプラス思考である。何でも良い方に考えるということがプラス思考ではない。

他人からどう見られるかばかりに神経を使っている人もいるが、他人は外見上のそんなことより、いつも コンプレックスを持ってる 暗いやつというイメージの方を抱きやすい。良いセルフイメージを作るには、自分のかくありたい姿を常に思い浮かべること。

人間は置かれた環境や立場でそれらしくなっていく。この習性は利用することができる。部長になりたいと思ったら、なったつもりで振る舞ってみるのである。そうすると、それらしくなってくる。

「不完全=悪」という発想をやめる。

人前で上がらない最良の方法は「あがるまい」という意思を捨てること。あがって当然なのだから、「きっとあがるだろう」でいいのである。ただし、その後でこう付け加える「あがるけれど、きっとうまくいく」これなら精神の緊張がほぐれるから、あがってしどろもどろしながらも、人から好感を持たれる自分が想像できる。人生すべからくこの方式で行けば良い。

同じような道筋にいくつかの目標を複数持ち 状況に応じて変えていくのが良い。
目標は大まかでいい。あまり絞り切るとそのことに振り回されてしまう。

大きな望みは 細分化して実現する

感情をうまくコントロールする方法がある。それは自分に都合の良いことだけを信じる人間になることだ 。

自分は今嫌な気分だから少々の迷惑はきっと許してくれると本人は思っているが、それは大間違いである。

これと言って悩みや問題点を抱えていない時は、その状態を感謝して全てを前向きに考えることだ。そうすればツキは自然に巡ってくる。

「なるようになるさ」と考えることは良いことだが、決して悲観的に考えないこと。

人間が持って生まれた「五感」をもっと働かせるようにすること。

退屈がなぜ大切かと言うと、退屈した時にこそ人間は物を考え始めるからだ。

この本は、私の目的を達成させたのか

「いい加減」でもうまくいってそうな人の内面を見た用で参考になった。
”こういうところこそ、いい加減でいいんだ!”という具合に、気づきも得られました。

この本についての感想

説明がスッと染み込むように分かりやすい。
しばらく手元に置いておき、適当なページを読み返してみたいと思います。

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