【センドク】読書ノート 569冊目|もうだいじょうぶ! 心臓がドキドキせず あがらずに話せるようになる本

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参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:もうだいじょうぶ! 心臓がドキドキせず あがらずに話せるようになる本

著者:新田祥子 (著)

読了日:2023年9月19日

この本を購入した目的

私は「あがり症」です。
その類の本を多く読んできましたが、この本のように、その原因は「脳」にあったという表紙カバーに惹かれて購入しました。

私の目的について書かれている重要なページ要約と感想

P62 自信がなくなると自信を作ろうとして「こうすればだいじょうぶ」という根拠のないルールを自分の中にたくさん作ってしまう。ルールに従っていれば安心という考え方をしてしまう。そのルールがたくさん生まれ、遂には不自由になる。また、ルール通りに行えなくなることで、さらに自信を無くしてしまう。

P64 「何か起きたら、その時に考えよう」ぐらいの図太い神経でちょうど良い。

P69 「100点まであと少しね!がんばって」という育てられ方をした人は、自己評価をネガティブにしがちである。

P88 準備をして、覚えた通りに話そうとするから思考停止となる。思考停止となれば、頭はまっ白、緊張するのは当然である。暗記するほどの準備はしないこと。

P97 相手に対して「見せたい自分」の姿がとても強いイメージとして持っていると、雑念も多くなる。どんな自分を見せたいかというイメージもほどほどが良い。

P102 考え過ぎは「集中力」でもあるが、ネガティブの考え過ぎは心の負担、体への6時間以上のダメージを与える。そういうときは、ものごとを見る視点を変えて考えるようにすること。そうすれば、同じことをずっと考えているという状況を脱することができる。出来れば、ポジティブな視点を考えるようにすれば、なおのこと良い。

P106 自分の良いところを50個書き出す。一気に50個!そうすることで「自信がない」という言葉は、頭から消えている。

P140 好かれる人は、好かれるメッセージを発信している。笑顔だったり、自分の失敗だったりをオープンにしている。

P143 コミュニケーションの主役は常に「相手」。自分のことでなく相手の話をとにかくよく聞き、掘り下げれば「何を話せばいいんだろう?」という気持ちにはならない。

P145 相手が話したいのは「わたしの話」です。相手が自分の話をしやすいようによく聞き、その人の話す話題を広げてあげることが大事です。

P160 脳には「後半の言葉を記憶する」という特徴がある。相手に伝える言葉は、相手が嬉しくなるような言葉を最後に持ってきて伝えること。たとえ、最初の言葉がネガティブなことであっても、後半が嬉しくポジティブな言葉だと、相手はあまり嫌な気分にはならない。

P167 人は「理解されたい」「大切にされたい」という自尊心を満たしてくれる人に対して好意を持ちます。相手の言葉を最後まで聞く、相手の話したいことを聞き出すという行為は、相手の自尊心を満たします。

P175 自分の恥ずかしい話や失敗した話で絆を深める。仲の良い人ほど「自己開示」をしあいます。

P182 「脳」は練習も経験として記憶する。練習でも成功体験をしたというイメージをすれば、脳はそのイメージを成功として記憶する。

P184 会話は、相手の気持ち(感情)に注目し、その感情を確認するように問いかけると良い。「嬉しかったでしょう?」「盛り上がったでしょう?」「それは、楽しかったね!」という言葉で相手に安心感を芽生えさせる。そして気持ちが通じ合うということになります。
逆に「それってどんな人?」「どこで会ったの?」という問いかけは、相手を不愉快にさせるのでやめること。自分が訊かれてうれしくないことは、相手にも訊かないこと。

P190 労わるときは「努力」を労わる。「大変だったね」だけでなく「大変だったね、よく頑張ったね」ということ。大変だったのは実際に起きた事柄。それに対して頑張ったのは、本人の努力であるから、頑張ったことを褒めること。

P198 さりげなく断る。
「食事に行こう!」
「あら、いいですね!」
「でも、申し訳ない。その日は約束があっていけません。(また、誘ってください。)」
→ 何度も声に出して練習をしておけば、自然に言葉が出るようになる。脳は練習も経験として記憶するから。

P208 詰まるところ最後は「自分に自信を持つ」こと。よいところ50個を書き出す。

P209 寝る前に良かったこと探しをする

P218 脳は、ダメなところや人よりも劣っているところ、足りないところに注目する臓器。そのまま、脳の仕事に素直に従っていたら、ダメダメ脳になってしまうので、理性で、意識して、自分の良いところに注目することを習慣にする。その習慣は、自信につながるという好循環を作ります。

P219 自分を変えるためにたくさんダメ出しをしていては。肯定的な脳は作れない。物ごとの両面を見て、良いところに注目し、自分を褒め、脳内情報をポジティブに変えること。

この本は、私の目的を達成させたのか

実際に大勢の前に立つことはなさそうだけれど、脳は練習も経験として記憶するなら、いざという時のために練習をしておこうと思いました。
「脳は練習も経験として記憶する」この言葉に出会えてよかったと思います。

この本についての感想

気づきの部分では、「脳は練習も経験として記憶する」が一番でした。
サラッと読めますが、いい角度で心に入ってきました。

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