便利な切り取りツールで説明書やマニュアルをわかりやすく!

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自分のホームページなどの一部を素材として画面を切り取りたいとき、Windowsの標準ツール「Snipping Tool」を使用することが多いと思います。

けれども、WEBサイトでこのツールを使って画面を切り抜こうとするとこうなりませんか?

「A」や「あ」と表示されてしまっては、気に入った部分を切り取ることができません。

邪魔が表示されずに切り抜けるツール

LightCutter5

無料でありながら、かなり便利な切り抜きソフト「LightCutter5」は、私もずいぶん長く愛用しているツールです。

インストールから起動までは省略しますが、通常のフリーソフト同様、ダウンロードしてアイコンをダブルクリックすればインストールが始まり、インストールが終了すればデスクトップなどにアイコンが表示されるようになります。

そのアイコンをダブルクリックすることで「LightCutter5」は起動します。

「A」「あ」という邪魔なものが入らない

LightCutter5」で切り抜いてみるとこんな感じになります。

「A」や「あ」という文字が画像の上にありません。

少々不便なのは、JPGデータなどで画像を保存したい場合は、切り取った画像を別のお絵かきソフトなどに貼り付けてから保存しなければならないところです。

便利なのは、下の画像のように、切り取った後、ワードやエクセルの画面の中で、右クリック → 貼り付け で、切り取った画像がそのまま貼り付けられるところです。

マニュアルを作るとき、いろんな画面を切り取り説明しなければならないときなどに大変便利です。

プルダウンメニューを切り取れる!

マニュアル作りをしていると『○○を押すと下にメニューが出てくるのでXXをクリック…』
そんな風に説明をしなければならないときが頻繁にあります。

そんな時「LightCutter5」には「3秒後に画面を切り取る」という便利な機能があります。

LightCutter5を起動すると、タスクバーに格納されます。

LightCutter5のアイコンの上で右クリックをすれば「3秒後に画面を切り取る」というメニューが表示されます。

例えば、エクセルの使い方で『セルを「数値」から「通貨」にする』という説明を行いたい場合、下の画像のように、プルダウンから「通貨」が選ばれたような画像をマニュアルに掲載しておけば理解しやすいと思いませんか?

このような画像を「Snipping Tool」で切り取ろうとしても無理です。
実際にやってみるとお分かりになると思いますが、メニューをプルダウンさせておき、その状態を切り抜こうと「Snipping Tool」をクリックした時点でエクセルのプルダウンは元に戻ってしまいます。

上記のような画像を切り取るためには、LightCutter5のアイコンの上で右クリックして「3秒後に画面を切り取る」を左クリックし、3秒以内にエクセルの画面でプルダウンを表示させて「通貨」のところにマウスを乗せれば「通貨」が選ばれたような状態で画面が固定されます。

あとはLightCutter5でその部分を切り抜けばよいのです。

マニュアルをより良いものにするのであれば、切り取った画像をお絵かきソフトに貼り付け、以下のように加工すると良いと思います。
また、テキストでも「赤で囲んだ”通貨”をクリック」と記載しておけば完璧です。

いかがでしょうか?

いろいろな作業をマニュアル化しなければいけない人にとっては、こうした画像切り抜きツールはとても便利です。ぜひ、お使いになってみてください。