片づけた部屋と増える手間と妥協。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク




落ち着かない部屋

ものが多くてごちゃごちゃした部屋は「やる気」が起きません
ただ、使いたいモノがすぐ手の届くところにあって、便利といえば便利です。
「便利」なのだけれど、そこで仕事や趣味の模型作りをやろうという気持ちが起きません。

きっと、やるべき仕事や模型作り以外のモノが視界に入ることで、注意が散漫となり、取り掛かろうとする気持ちがそぎ落とされてしまうのではないかと思います。
いわゆる「やる気」が削がれるということなのだと思います。

そういう部屋だと「便利」なのだけれど一向に生産性が無いということに気が付き、片付けを始めました。
使用頻度の少ないモノは、すぐに手の届くところでなくても良いという判断から、そういうモノを収納し始めました。

部屋は片付くが不便にもなる

ここがいわゆる妥協点だと私は思います。
「やる気」が削がれず物事に取り掛かりやすい環境が手に入る代わりに、作業効率が悪くなります。すぐには手の届かないところに必要なモノが収納されているので、それは仕方のないことです。
でも、何かを生み出すためには「やる気」を削がれてはいけないので、多少の不便は妥協します。

そもそも、必要なモノだとしても使用頻度が少ないモノだから、それを取りに行くのが面倒だと感じる頻度もわずかな回数です。そのわずかな回数を億劫がり便利にしようとするから、身の回りにモノがあふれかえってしまうのです。
そうならないために片づけるのです。

取りに行くことを無駄な動きと思うな

使用頻度の少ないモノでも、取りに行く行為そのものは、面倒だし、手元にあったら便利だと思いがちです。そういう思いになったときは、視点を変えてみます。

「やる気」が削がれない環境が手に入ることはメリットの一つですが、それ以外にもメリットはあります。
それは「ストーリーの追加」です。

無駄ではない!ストーリーだ!

例えば、模型作りをしていて、接着剤やピンセットは頻繁に使うので目の前にあります。
ところが、木材などの素材は、使用頻度が少ないので別の場所に収納しています。
この材木が必要なときは、席を立ち取りに行くというストーリーが生まれます。

もし、すぐ目の前に木材があれば、淡々と作業をするだけですが、取りに行くという行動そのものがストーリーとなります。

人に話すときはこんな感じになります。
”接着の途中で木材を取りに行ったんだけど、これがいちいち面倒なんだよ~”
という感じで、話の内容が一つ増えます。

途中でつまづいたり、お腹が空いてジュースを飲んでいたら、何をしに席を立ったか忘れてしまった… なんていうことが起きれば、模型作りの過程に面白いエピソードが追加されます。

つまり、なんでも楽しめということなんです。

何でもかんでも便利にせず、多少不便でもやる気の起きる部屋で楽しみ、多少の不便もストーリーが増えるチャンスと考えて楽しむ。
そうやって多くの楽しみを感じながら、快適に過ごすことが大切なのだと思います。

ペットボトルで飲むお茶より、急須に入れてひと手間かけてやっと飲めるから、美味しいと感じることもあるということです。

そういう気持ちで部屋を片付けたいと思います。