【センドク】読書ノート 135冊目|九十歳。何がめでたい

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参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

本を1,000冊を読もうと2018年9月に読書を開始しました。「挑戦・読書1,000冊」としてカテゴリーを新設しました。

1,000冊読書を「センドク」として、ブログのタイトルに付けて、統一したいと思います。

「読書ノート」としては、情報の不足が多々ありますが、参考になれば幸いです。

読書ノート

タイトル名:九十歳。何がめでたい

著者:佐藤愛子 (著)

読了日:2021年2月27日

全体的な感想

年寄りには年寄りの悩みがあり、長寿をめでたいと言われても、本人にとってはどういうものかをこの本で知れると思いました。

テンポがよく、とても若い人の文章にも感じられるこの本はあっという間に読めました。

ただ、私が当初期待していたことを知ることは出来ませんでした。

長く生きて、世間が変わることは仕方がないけれど、人間の大事な部分まで変わってはしませんか? というような内容が多いように思えました。

勝手な私の期待から逸れたものの、この本を読んでよかったと思いました。

大事な何か… 忘れてはいけないもの… 忘れかけていたものに火が灯ったような気がします。

ひとつだけ良かったところをあげるなら

本の中に、昔の夜は怖かったという箇所が出てきます。

確かに、昔の夜は漆黒ともいうような闇が広がり、子供は外に出ませんでした。

そういう時間に外出をすると、私の場合、祖母が大変心配をしたものでした。

この著者の親世代にあたる私の祖母は、著者曰く、そういう夜を危険なものとして子供を育てたそうです。

そんなことをこの本で知った私は、どおりで私の帰宅が遅いと、祖母は口うるさく早く帰って来いと言っていたのかが理解出来ました。孫の私に何かあってはいけないと心配したのでしょう。
高校生だというのに、夜が遅いと言って迎えに出てくる始末。逆に事故にでもあったら大変だと、こちらが心配するくらいでした。

でも、祖母の時代は、夜は怖いもの。
大事な孫を預かり、留守を守っている祖母にとっては責任重大です。
老体に鞭打ち、乳母車を押して迎えに来る。

祖母の時代背景と気持ちを知らずに、うるさいとかモノにあたり壊したりしていた私の素行を、再度、猛省させられました。

夜は怖いものという世代の人にとっては、当たり前の心配だったのですね。

ごめんね、おばあちゃん。ありがとう、おばあちゃん。

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