読書で身に付いた読書力。

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読書力

最近、私に「読書力」が付いてきたような気がします。

「読書力」… 内容を理解しながら早く読む力

速読とまではいきませんが…、読むのが早くなったと思うのです。

テレビと読書

テレビのように、ドンドン流れてくる情報は、流れて行ってしまった過去の内容をあまり意識せず、感情のまま「今」を楽しめば良いものです。

「今」を瞬間瞬間楽しむ癖がついてしまっている人は、読書は苦手という人が多いかもしれません。

読書は、数ページ前の登場人物はもちろん、今読んでいる状況に至るまでの背景などを覚えていないと、今、読んでいるページの状況を深く理解することはできません。

テレビに慣れてしまっていた私は、そうした数ページ前の状況や人物のつながりを記憶するのが不得手でしたので、いつも、ある程度読み進めては、戻って読み返すというのが読書のスタイルでした。
そのため、本を読むのがとても遅く、次第に読み進めることに飽きて、本嫌いになっていました。

読書を重ねるうちに

200冊読了を目の前にして、そうした数ページ前に登場した人物や相関図、状況背景を記憶しながら読み進めることができるようになっってきました。
そのためか、読み返し回数も少なくなり、すらすらと本を読めるようになりました。

すらすらと読むことで、ストーリーにもテンポができ、本を楽しく感じられる機会が増えてきたように思います。
また、すらすら読めるようになったことで、記憶にとどめておかなければいけない情報を覚えている時間が短くなり、結果的に、テレビと同じような感覚で読めています。

そうした読み方は、ストーリーの楽しさを損なわせません。
本が楽しくなり、さらに読むスピードは加速していきます。

今までの自分には、そういうことはありませんでした。
当然ですが、文章が嫌い、表現が嫌いなど、読み始めて苦手だなと感じる本に出合ってしまったときは、斜め読みもしました。

けれども、そうしてでも本を読んできた経験の積み重ねが、本を読むための「脳」を開発してくれたのだと思います。