スタンドマイク風のレトロな置時計を修理する。前編。

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時計屋さんではない。

けれど、取り出したクウォーツがたくさん余っているので、その分を使い切るまでは、お洒落な時計を安く手に入れて直したいと思っています。

直すといってもゼンマイ式をクウォーツ式にするだけです。

今回はこれ!手前のやつ。

これサビや汚れがひどいけれど、デザインが素敵です。

あと凄いのは、びよーんて伸びる!これがいい!

分解開始

折角だから、磨きながら分解。

磨いてみてわかったけれど、これはメッキ。銀メッキだった。

味のある汚れなら、そのままにしても良いけれど、メッキなら再塗装して綺麗にするのも有りかと思います。

磨きながら、外せるようなところをいろいろ見たけれど、手掛かりがつかめない。

ようやく見つけた手掛かりを回してみると、パカッと取れた。

ガッカリ・・・・クウォーツ式だったか。電池、ダイソーって・・・。残念に拍車。

ゼンマイ式のレトロなやつかと思っていたけれど、電池式で銀メッキ。最近の物だったか。

電池を取り換えてみたが、動かなかった。

折角だから、動くクウォーツと交換して、銀メッキもしてピカピカにしちゃおうか。

しかし、ここまで分解できても、あとが進まない。

半日考えた。ここが楽しいところ。

創意工夫して、どうしたら、どこから外せるのか?知恵比べ。

生産工程から無理のない組み立て方法を考え、その逆を考えればきっと壊さず分解できる。

ようやくみつけたフロントパネルの不自然な浮き沈みに、ここが外れるのではないかと検討付けたところまでは良いのだけれど、ネジもなければ差し込んで爪を押し込むところもない。回してもダメ・・・。

創意工夫。ここは道具を作るしかない。

クリップをこんな感じにして、フロントパネルの隙間に差し込みグイッと引き抜く。

運よくフロントパネルが外れてくれたので、時計の針を抜いて分解開始です。

おーー! 見えてきた見えてきた!

さて、どのようにクウォーツを交換するか?

ここもいろいろ考える必要がある。

どんな機能を諦めるのかが肝心。電池の交換も便利にしなければならない。

そんなことを考えるのが楽しいのです。

目覚まし機能や夜中でも時間を見るためのライトが点かなくたって、このフォルムで時計が動きさえすればいい。

さて、どうするか・・・・。楽しいなぁ。

今日はここまで。