Skype(スカイプ)とは
パソコンとパソコン、パソコンとスマホ、スマホとスマホといった情報端末機器で電話やテレビ電話を、日本国内はもちろん、世界の人とでも無料で楽しめるアプリ(ソフトウェア)です。お互いのパソコンやスマホにインストールし、アカウントを作成するだけです。
- 通常の電話(国内外問わず)
- テレビ電話(国内外問わず)
- 画面の共有
- チャット
こうしたことができます。
Skypeは親孝行に使おう
インストールしてアカウントを作成するだけといっても、ご年配の方々には、とても難しく感じられると思います。
ぜひ、若い世代は、面倒くさがらず、ご両親、おじいちゃん、おばあちゃんのためにパソコンやスマホにSkypeを設定してあげて欲しいです。帰省したついでに、ものの5分、10分で設定できてしまうのだから、私からもお願いします。
親孝行の下準備|SkypeのアカウントID取得
帰省した時、親のパソコンやスマホにスムーズにSkypeの設定ができるように、あらかじめ自分のパソコンで、親のアカウントを作っておきます。
そのためには、Skypeに登録していないメールアドレスが必要となります。
もし、ご自身もSkypeをお持ちでなければ、自分のアカウント作成用に、さらにもう一つのメールアドレスが必要となります。これらのメールアドレスは、いわゆるGmail、Yahooメールといった無料のものでも構いません。
<下準備に必要なもの>
- メールアドレス(Skypeアカウントが必要な人数分)
用意したメールアドレスを使って、Skypeのアカウントを作っていきます。パソコンでアカウントを作っていく方が速いので、その説明をさせて頂きます。
まず、スカイプのダウンロードを行います。左のスカイプのダウンロードのテキストリンクから、ダウンロード画面に飛び、スクロールしていくとこんな画面が出てきます。
ノートパソコンでもデスクトップパソコンでも「デスクトップ」を選び、ブルーでハイライトされたプルダウンメニューから、ご自分の環境を選び、ダウンロードを開始します。
ダウンロード後は、ダウンロードしてできたアイコンをダブルクリックすることで、インストールが始まり、そのままスルスルとアカウントの作成まで進みます。
このアカウントの作成時に先ほど用意したメールアドレスが必要となります。パスワードの設定をするところがあるので、メールアドレスとパスワードをセットにして管理しておきましょう。
もし、自分自身もSkypeをお持ちでなければ、別のメールアドレスでアカウントIDを作ります。アカウントIDが作られると、そのアカウントIDとパスワードでSkypeにサインインします。
ご両親のパソコン、またはスマホにSkypeを設定するためには、このアカウントIDとパスワードさえあれば良いので、それを紙などに控えて実家に行きましょう!
これで、親孝行への下準備は終了です。
両親・おじいちゃん・おばあちゃんのスマホにSkypeを設定する
いよいよ、両親やおじいちゃん、おばあちゃんのスマホにSkypeを設定します。
実はとても簡単で、すでにアカウントIDとパスワードを取得しているわけですから、アプリ(ソフトウェア)がスマホやパソコンにインストールされていれば、それらアカウントIDとパスワードを使ってサインインして利用することができるようになります。
アカウントIDを取得するまでが面倒なので、そこは親孝行だと思ってやってあげてください!と、私は言いたかったのです。
アカウントIDとパスワードがあれば、スマホからでもパソコンからでも利用できます。両方お持ちの場合は、どちらにもSkypeをインストールしてあげましょう。
<手順>
- スカイプのダウンロード
- Skypeをインストール ※ インストールだけでOK、アカウントは作らない
- 既に作っておいたカウントIDとパスワードでサインインする
スマホの場合、スマホから「Skype」と検索すれば、アプリをダウンロードできるサイトがヒットしますので、そこからダウンロードしてインストールします。アカウントは作らず、アカウントIDとパスワードでサインインすれば終了です。
サインインとサインアウトの方法だけ、教えてあげましょう。もしくは、サインアウトをしないように、どこをクリック(タップ)してはいけないかだけ伝えておきましょう。
標準のインストールでは、パソコンやスマホの電源が切れても、再起動するたびにSkypeは自動で起動します。自動で起動してくれれば、いちいち、Skypeで話したいから、Skypeを立ち上げて!と連絡をしなくてすみます。
Skypeでテレビ電話!親孝行の開始です!
Skypeで電話がかかってきた場合の電話の取り方を教えてあげてください。ご自分もスマホにインストールしておけば、その場で使い方を教えることも出来るはずです。
同じく、電話のかけ方も教えましょう。
電話には2種類あり、音声だけの電話とテレビ電話があります。
どちらも電話の取り方とかけ方を教えておけば、いつでもお互いに連絡を取り合えます。
テレビ電話が何といってもお薦めです!
音や映像が遅れることなく、品質の良いテレビ電話に、ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんは驚くことでしょう。ご年配の方々にとって、そういう時代はきっと来ると信じて青春時代を過ごしてきたのです。
そうして、ようやく、今目の前に現実となって、利用できるようになったのですから、本当に嬉しいことだと思います。
ご年配の方々が頑張って築いてきた時代があったからこそ、こういう発明があったのですから、時代の恩恵に十分にあやかっていただきたいものです。
離れていても、こんな風に家族を身近に感じることができます。
親孝行をSkypeでしましょう!
時には、離れた場所にいる家族全員と繋がって、複数人数でテレビ電話も良いと思います。
画面の共有でパソコンの操作を教えちゃう!これも親孝行!
例えば、お母さんが年賀状ソフトの使い方が分からなくなったとします。そんな時、お母さんに画面の共有ボタンをクリックしてもらいます。すると、自分の画面にお母さんが「今」見ている画面が映し出されます。
あ母さんの画面がすべて見えるので、次は○○をクリックして!その次はXXだよ。
・・・・と、そんな風に使い方を教えることができます。
こういうコミュニケーションができれば、普段遠い場所に離れて暮らしていても、家族がとても身近に感じられるはずです。
まとめ
Skype(スカイプ)は無料です。ダウンロードしてインストールしてアカウントIDを取得すれば、誰でもどこでも利用できます。ただ、アカウントを取得するまでが面倒くさいのです。そこの部分だけあなたがやって差し上げましょう。
アカウントIDとサイインのためのパスワードさえ取得してしまえば、時間を見つけて両親やおじいちゃん、おばあちゃんのスマホやパソコンにSkypeをインストールするだけです。
アカウントIDとパスワードでサインインして、使い方を教えてあげましょう。
なかなか帰れなくても、顔を見て話す機会が増えれば、距離はグッと縮まります。
こういう新しい技術は、ご年配の方々がこういう時代になるように、若かりしころ頑張ったお陰で開発されたものです。どうぞ、時代の恩恵をご年配のみなさまにも受けとってもらってください。