挑戦・読書1,000冊

【センドク】読書ノート 612冊目|自分の薬をつくる

参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

 

読書ノート

タイトル名:自分の薬をつくる

著者:坂口恭平 (著)

読了日:2023年11月11日

 

この本を購入した目的

パラパラと立ち読み。
時より… 何年かに数回? 不安が急に襲ったり、食事をとれなくなります。
最初の鬱状態よりは、その期間は短くなっていますが、できれば時間任せにはしたくないものです。

自分のための「お守り」探しをしていましたが「自分の薬」をつくるとは何とも良い表現!
すぐに購入を決めました。

 

私の目的について書かれている重要なページとその感想・解釈

著者が医師、ワークショップの参加者は患者という設定でカウンセリングを開始し、それを本にまとめたもののようです。
自分の悩みと同じような症状(?)はありませんでしたが、自分の薬となるヒントはもらえました。

 

この本は、私の目的を達成させたのか

「自分の薬」は、つまり、自分のルールであったり、アウトプットの仕方であったりします。
なかでもアウトプットについての文章が素敵でした。

適当にいろいろ情報をインプットしているにもかかわらず、アウトプットしようとすると”かしこまって”しまう。きっと、人に読まれたときに伝わるように書かなくちゃとか嘘が無いかとか、それによって自分が攻められたりはしないか… ということの気持ちが出てきてしまい、しっかりした文章にしなくてはいけないと思うことで、アウトプットをためらい、仕舞には、アウトプットすらできなくなってしまう。
そういうできなかったアウトプットが体の中でぐるぐると回ってしまう。
どんどん、そういうものがくっついて大きくなっていく。

そうなったら、小さく分けて一つずつ解決するしかないのだけれど、そうなる前にアウトプットをすることが大事。誰かに伝わる様にとか関係なく、とにかく書いて吐き出す。
人に見られたくないなら、ノートにかき出す。

書き出したものは、実行しなくたっていい。
書き出すとやらなければいけないこともたくさん出てくると思うけれど、実行しなくたっていいというルールのもとアウトプットする。
まずは、そういうことが大事。

そんなことを、いろいろ教えてもらえた。

 

この本についての感想

多少、読みにくい感じがします。
著者自身も躁鬱だと公言しているので、そういう感じが文章になっているのだと思います。
けれど、それも含めて理解できるような気がします。
自分の薬があれば、いつでも処方でき対処できるので安心ができます。
人に頼らなくても、これがある!という安心にもなると思います。
ステキな本だと思いました。

 

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