自己主張をそこでするな!足音、着信音、笑うツボ。絶対この人とは合わないと感じる行動。

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足音、着信音、笑うツボで自己主張する人たち

足音というのは、自分がそこに生きているという存在の証明でもあります。スーッと移動していたらオバケのようなものですから、足音のまったくない歩き方というのは人間らしくありません。

けれども、必要以上に足音を誇張させるタイプの人間も存在します。

コツ、コツコツコツ

”靴のかかとの減り防止”を取り付けて、かかとを打ち鳴らすように歩くサラリーマン。

かかとが太く高いパンプスでカッ、カッ、カッ、カッ…と歩く女性。

そんな人たちの共通項

そんな人たちには共通項があります。

  • スマートホンの着信音が大きすぎたり、人があまり選ばないようなメロディにしている。それでいて、なかなか電話に出ない(笑)
  • 他の人と笑うツボがずれている。
  • クシャミが大きい。

私は、いわゆる「普通」と世間に同調してほしいと言っているのではありません。

・・・個性は大事ですから。

そんな人たちの狙い

そんな人たちは「個性」からそうしているのではありません。

自分の存在をアピールするためにそうしているのです。

私自身笑ってしまったのは、そういう人が代表を務める会社名が「アピール」だったということがありました。

なるほどね…と、妙に納得したことがあります。

つまり、好きな靴を選んだら、意外に靴音が大きかった…というのではなく、わざと音を立てるようにして歩いているのです。そうやって自分の存在を知ってほしいがためにしているのです。

そんな人たちの耳

そんな人たちの耳は、注意をしても聞き入れないという特徴を持っています。

昔、私は、そういう人に質問をしたことがあります。

『どうしてそんな着信音にしているのですか?』

すると

「あまりいいメロディではないけれど、不快だからこそ電話がかかってきていることに気が付くんだ!」

…と、訳の分からないことを言われたことがありました。

こういう質問は、そういう人たちの気分を良くさせてしまいます。

どういうことかと言いますと、先ほどの例でいうならば、私が着信音に気が付いたことで、自分の存在を認識してくれたという満足感を相手に与えてしまうからです。

注意されればされるほど存在意義を肯定されるような感覚を持つ相手に対して、こうした注意は絶対に禁物です。この時私は、こういう人を相手にしてはいけないと、深く思いました。

そんな人たちへの対処方法

足音、着信音、クシャミの大きさ、笑うツボ…そういうアピールを相手にしないこと。

これが、そんな人たちに対する対処方法です。

相手にしなければ、そういう人たちは相手にされるような手段に変更するからです。

着信音を変える、靴や歩き方を変える、クシャミや笑うツボを変える…。

そうやって変わったとき、私にとって不快でないことを祈るばかりですが、基本、目立ってなんぼの人たちなので、大きくカテゴライズされた「嫌いな人たち」の域を出ることはありません。

けれども、少しでも改善するのであれば、相手のアピールをできるだけ聞き流しましょう。

そういう人は目立って出世したいタイプが多い

そういう人たちは、笑い声もアピールに使います。

その方法は、わざとタイミングを外して笑うことで自分が目立つというテクニックです。

笑いのツボが違う自分って素敵でしょ?をアピールしているのです。

大抵そういう人は、上司のスピーチに対してツボを外して笑います。…目立つし、話を聞いていますよ!のアピールにもなりますし、好印象を相手に与えられるので、彼らの最高級テクニックです。

本当に笑いたい気持ちではないので、大抵、引き笑いになります。

裏を返せば悲しい人たち

そういう人たちって悲しいと思います。
きっと、自分以外の人たちの方が目立っていると感じているからこそ、それに負けじとアピールしているわけですから…。

私から言わせてもらえば、

だれもそんな風に目立ちたいなんて考えたこともないよ!
目立って仕事を取ろうとか、ほめてもらおうとか…
そんなことなど考えず、目の前の仕事を淡々と粛々とこなしているだけ。
「こんなにすごいことしたんです!」なんて言うつもりはサラサラない。

ということになりますが、そういう人たちは、アピールしなければ、人に認めてもらえないと思っているようです。

人に認めてもらうために仕事をしているのです。

仕事は、社会に利益を還元することが目的です。

会社に来て、自分を上司にアピールすることが仕事ではありません。

こういうところをはき違えた50代半ばの人たち… 本当に多いんです。悲しいけれど。

そういう人たちの同世代として、私は、後輩たちに申し訳なく思います。なんとも情けない。

自分も大人になったらああいう人になろう!なんて思われるわけがない!

そういう大人が後輩を指導したって、言うことに耳を傾けてくれるはずもない。

あぁ、残念だ。

私は、同じ50代半ばのカテゴリに一緒にいることが恥ずかしい。