作品の値段とモチベーションと大切な考えを自分に伝える。

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時々、ハマってしまう作品作りの時の思いは…どうして売れないのか?ということです。

売れているときは良いのですが、売れない日が続くとそういう気持ちになります。
売れている人の作品や背景や値段などいろいろ研究します。
ところが、さほど大した差が無いと分かった時、大いに悩みます。

そういう思いに悩んだ時は、このブログを自分に読ませたいと思います。
いわば、これが、数日考え抜いた結論です。

作品を作るために必要なこと

普通に朝起きて、お昼ごろ寝て、午後に寝て、夕方からも寝た。たぶん、今日、朝起きてから8時間は寝ていると思う。これで、夜は1時には寝れちゃうんだからすごい。

どうしたら作品がよく見えるのか?

そんなことを考えていたら、脳内が酸欠になったのだと思います。

  • とりあえず、過去の作品の写真をすべて引っ張り出す。
  • そして、過去の作品から順番に並べてみる。
  • これは!良い!と思う作品をもう一度作ってみる。

今のテクニックを過去の作品に持ち込むことで、良いと思える過去の作品が、もっと良く仕上がるのではないかと考えました。

まずは、写真を整理し並べてみました。
確かに目に止まる作品はありましたが、今のところ、先日完成した作品を超えるものはありませんでした。所々、演出的な部分で参考にしたいところはあったので、それを書き出し、まとめようと思います。

そうやって、夕方からの昼寝の寝入りに思いついたことは、自分が作りたいものを作る!でした。

多くの人に喜んでいただけるのは嬉しいですし、リクエストにこたえるのも嬉しい。
ただ、自分の気持ちが死んでいないかを確認しながらやらないといけないんだなと気が付きました。

どんなに喜ばれ、楽しまれたとしても、その作品の工程にワクワクしたり、ドキドキしたりせずに作っても、私がつまらない。それでは良くない。

というより、考え方は逆で、自分が楽しめていない作品で他人様が楽しめるはずが無いのです。そんな結論に行き当たったら、ドッと安心したのか、夕寝は4時間にもなっていました。

そのことを忘れないようにするために、起きがけにこうして書いています(笑)。

売れるとか売れないの前に、自分が楽しんで作りたいものを作る。

その結果、売れなくたっていい。(本当は残念だけど)
というか、売れるとか売れないを作品に持ち込まない!これが大事。

楽しそうに作っていれば、それが伝わり、作品も売れるとか…
そういうのもいらない。

自分が楽しかった~!と完成した作品を見て思えれば、それでおしまい。
また、新しい楽しみを求めて作り出すだけだ。

感情が作品に込められていようがいまいが、自分が納得しようがしまいが、売れる時は売れるし、売れない時は売れない。それは、人それぞれ、その時々の感情があるからです。その時々に、同じ感情を持った人が多ければ値段も跳ね上がるし、そうでなければそうなる。

ただそれだけのことなのに、自分の頑張りを認めて欲しいから、いろいろ分析従ってしまう。しかも、手っ取り早く分析できる「販売価格」という物差しで測ってしまう。

先ほども言ったように、その物差しはその時々の人の感情で何とでもなるものだから、いつも正確なものをはじき出すわけではない。つまり、感情の移入も作品のレベルも全く同じものを同時に売っても、値段に開きが出てしまうわけです。

それなのに、そんな伸びも縮みもする物差しを公式(機械的に必ず答えが見つかる式)にしてデータをあてはめてみても正確な答えや分析ができるわけがない。

だから、分析はするなと言いたい!(他人が勝手にするものだと思えばいい)

自分が楽しんで作る。(ただこれだけだ)

作っている時間というのは、寿命を削っていることと等しい。
生きている時間を出来るだけ楽しく過ごすには、そうした作品作りも楽しくないといけない。
楽しくないもので生きている時間を埋めてはいけない。

たまたま読んでいた「論語」の68ぺージにもこの辺の境地に関することが書かれているので参考になる。やはり、所さんには長い経験がある。だから、まだあの境地には行けないが、とても参考になると「論語」に折り目を付けた次第。