参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。
40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。
読書ノート
タイトル名:もう、怒らない
著者:小池龍之介 (著)
読了日:2022年1月9日
全体的な感想
難しい心の在り方をとことん優しく、ひらがなも多く、日常に起こる例を取り入れながら説明をしてくれている本です。
まったくの無駄がなく、ひらがなが多くても、体力の消耗が激しい本でした。
ここまでわかりやすく「こころ」というものを分析しているにもかかわらず、あと1,2回は読まないといけない本だということは、読み始めてすぐに理解出来ました。
こころが主な題材となっているこの本は、自分の表と裏のこころ、あいての表と裏のこころといった側面から、いろいろなとらえ方をして説明をしています。
それゆえ、読みながらそれぞれの立場のこころに感情移入をしなければ理解は深められません。
また、他人にとっての自分は、自分が他人を見るこころでもあるので、感情移入せずに読むことは、この本を半分も理解しないまま読み終えることになります。
そうしたことから体力の消耗が激しくなるのだと思います。
けれども、読む価値がある1冊です。私は、そう思います。
ひとつだけ良かったところをあげるなら
私は、今まで「こころ」とは胸のあたりか頭の中のどちらかにあると思っていました。
どちらかというと、頭より胸にこころがあるのではないかと思います。
この本を読んで、どうして頭なのか胸なのかと定まった部分を決定づけられないのかを理解しました。それは、この本によれば、こころは体の中を動くもののようです。捕まえようにも捕まえられないからこそ、こころがどこにあるのかわからないのだと納得しました。P100
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