クソオヤジは空気の読めないことから始まる
携帯電話の着信音
突然、大音量で鳴り出す携帯電話の着信音。とても迷惑です。会議でも会話でも、着信音で空気が壊れることを理解していない。
工場出荷時のままの着信音ならまだしも、アーティストの音源や着信音のメニューから選んだものの場合、そこには、明らかにひとに聞かせようとする意志があります。それが気持ち悪い。オレ、センスあるでしょ?を遠回しに伝えているようなものです。
そういう人の傾向は、カッコつけがちな人が多いです。
スーツの裏に花柄の刺繍がして会ったり、歩けばコツコツとなるような靴を履いていたり、着信音だけではない自己主張が、気付いてほしいとばかりにはみ出しています。
こういう人って、まず自分ありきなのでその場の空気を読めません。
声の大きさ
空気の読めない人は、その場にあった声の大きさを調節できません。
多くの人が集まっている場所で、皆に伝えなくてはいけないことでも小声だったりします。その逆に、公共の場である電車内で大声で笑ったり、大きなくしゃみをしたりします。
居酒屋などでワイワイ飲むときは大声てにぎやかに盛り上がれば良いですが、全てその調子だと場の空気が壊れます。大人になったら、そういうことを注意してくれる人はいません。
思い当たる人は直しましょうね。
いわゆる「オヤジ」
オヤジは空気を壊しがちです。
- 舌打ち
- 歩きタバコ
- セクハラ
- お店の人を「お姉ちゃん」と呼ぶ
- ところかまわず大声で騒ぐ
- 自分の話ばかりして、人の話は聞かない
- トイレで、手を洗わずに出てくる
- 話が長い、繰り返す
こういうことが、他人に迷惑をかけていると気がついていません。
大人になれば、素直さがなくなります。そして”オレぐらいは良いだろう”とか”誰も見ていないだろう”とか勝手な理由を付けて、自分だけの心地よさを通そうとします。
こういう身勝手さが空気を壊すことを理解できないのです。
歳をとれば、男性は「オヤジ」とか「紳士」とか呼ばれます。周りの空気が読めないのが「オヤジ」であれば「紳士」は空気を読める人です。空気を読める人は、人生経験で得た教養を使う人です。それが「紳士」です。
その場の空気を読み、気配りやふるまいをする。自分に恥ずかしくない生き方をする。そうしたことを怠っていると間違いなく「オヤジ」になります。
「オヤジ」は空気を読めない代表格です。
まとめ
年齢に関係なく、こうしたことは”人に見られている”という意識が低いことからやってしまいがちです。どうしても直せないような事でもないので、思い当たるところは気を付けましょう。
「オヤジ」化が止まれば、自然と周りも近づいてきます。空気の読める「紳士」として、今日の一歩を踏み出しましょう。