■ 60以上の仕事を経験した僕。
すごいでしょ?!
・・・と、自慢しても、単なる腰の落ち着かないヤツ・・・で終るのが世間。
でも、いいのだ!
きっと、何かの役に立っているのだから。
きっと、これから何かの役に立つのだから。
なにより、人生充実してる。
これだけ、腰が落ち着かなかったら、これはもはや長所。
環境適応力が優れているという事ではないか!?
・・・と、勝手に想っている今日この頃。
僕の経験した仕事を感想を含めて1つずつご紹介。
仕事内容と感想を綴るだけの大して面白くない記事ですので、お暇な時にどうぞ。
■ 大学卒業までに経験した仕事 (15/24)
プロパンガス交換作業
家庭用のプロパンガスってご存知でしょうか?
小さいのや大きいのがあります。
だいたい、ご家庭の裏側に2本以上並んで設置されています。
たいがい、1本は空っぽなので、それを取り替えるのが仕事です。
大学を卒業したら就職をしなければならず・・・
勤め先が、自宅から近い方が良いというだけの理由で選んだ仕事でした。
簡単そうだし、やりたい事とか夢とか全く考えていない仕事選びでした。
面接はOKをいただき、早速、卒業するまでの間、現場での仕事経験を積んで欲しい
という事で、夏の終わりごろから、この仕事を体験させてもらいました。
最初は助手でした。
配達ルートを覚え、プロパンガスの交換方法を覚えました。
一通り覚えたら、あとは一人でトラックを運転して、ルートを回りながら、プロパン
ガスを交換します。
先に言っちゃうと・・・ ごめんなさい! なめてました。
ということで、ここには就職しませんでした。
配達するご家庭の近くにトラックを止めて、そこから、ガスボンベを運んで、切り替え
と設置を行うだけなのですが・・・
ガスボンベが重い!!相当、重いです。
離れた場所に止めたトラックの荷台から、プロパンガスを・・・・
下ろす ⇒ 転がす(担ぐ) ⇒ 切り替え&設置
空のプロパンガスを・・・
転がす(担ぐ) ⇒ トラックにのせる
これが毎日です。
多くのご家庭では、20kg(高さ80cm)と50kg(高さ140cm)のガスボンベが設置され
ています。50kg(高さ140cm)のボンベは重いのですが、そこそこ背が高いので、斜め
に傾けて、先の部分を持ち、両手で車のハンドルを回すように転がせば簡単に運べます。
段差がある時は、50kgを持ち上げて運ばなければなりませんが、途中、転がせるので楽
です。20kg(80cm)のボンベは、微妙に背が小さいので、回そうとしても、中腰になっ
てしまい、逆に疲れます。 だから、終始、両腕で持ち上げて運びます。
ご家庭のガスボンベを設置している場所は、大抵、家の裏側です。
塀などに挟まれた狭い通路に設置されています。
こうしたところは、50kgのボンベも持ち上げて運びます。
2本設置のご家庭の場合、先に、空になったプロパンガスの切り替え作業を行います。
ボンベからつながっている管(くだ)・・・
その先に切り替え機がありますので、満タンのプロパンガスからガスが供給されるように
切り替えます。そうしたら、空のプロパンガスを取り外します。
取り外したプロパンガスをまず運び出します。
次に、新しくもってきた満タンのプロパンガスを、取り外したプロパンガスのところに設
置します。これで、交換作業が完了です。
空のプロパンガスをトラックまで運んで、荷台に積み込みます。
多いときは40本くらいの交換を行います。
トラックの荷台はフォークリフト機能が付いているので楽ですが・・・
あとは、すべてが力仕事!
残暑のなか、ジュース代で日給が減っていきます。
助手から、ひとりで回れるようになって3日目くらいに、こういう仕事は向いていない
・・・と、ようやく気がつき、真剣に就職先を探そうと考えました。
ただ、円柱形の重い物の運び方は、本当に勉強になりました!
以上・・・・オノマトペ。