シルクスクリーンプリントに関する記事
費用ミニマムでシルクスクリーンをDIY。オリジナルTシャツを実際に作ってみました。
無地のトレーナーに印刷して、オリジナル感を出す!!シルクスクリーンプリントに挑戦!
DIY シルクスクリーンプリントでうまく印刷するためのコツを動画でご紹介。
オリジナルのトレーナーやTシャツなんかを作りたい!
そう思い立って、材料を揃え、ネットを検索して、なんとか完成しました。
自分でいろいろやってみて感じた事を以下のようにまとめました。
自分の健忘録として、大切にしておきたい感覚だったので、皆様とシェア出来れば幸いです。
モノづくりの楽しさ
今回、オリジナルのトレーナーやらシャツやらを作ってみて、世界に1枚しかないものを
作るという喜びを味わうことができました。
業者に頼んでしまえば、あっという間かもしれませんが、手間暇をかけるということが
楽しかったり、完成した時の喜びを倍増させてくれます。
また、物を大事にしようとする気持ちも、他のものより強く、愛着がわきます。
こうしたことが、モノを作るという行為そのものの醍醐味ではないでしょうか。
経験がものをいう世界だと知る
失敗や多くの時間を費やすことで、シルク・スクリーンプリントは経験がモノを言うこ
とが分かりました。インクの量、粘り気、ヘラ(スキージー)の角度、印刷の速度や
印刷する生地の違いでそれぞれの感覚が変わってきます。
それを経験に基づき、印刷しますが、それは一発勝負の世界です。
それまでにどんなにいい仕事をしても、印刷が失敗してしまえば、全ての努力が水の
泡となってしまう緊張感の中での仕事は場数を踏むことでしか慣れることは出来ません。
DIYという趣味程度の経験でしたが、それなりに失敗を重ねることで、業者の方々のあり
がたさを痛感しました。
シルクスクリーンプリントを生業とする業者は、機械化されているとはいえ、あれだけの
手間・暇と人件費を1枚500円~というサービスで提供しています。
とても信じられません!
何事も、相手の立場に立ってみることは大事だと、良い経験になりました。
勉強になった事は役立てる
相手の立場を理解せず、仕入れ値や販売価格だけを安く交渉するバイヤーさんや消費者
は・・・恥ずかしいですね。僕も反省すべき点です。
同じ価格交渉をするにしても相手の立場・・・この場合だと印刷が完成するまでの手間・
暇、人件費、設備投資費を理解することで、デタラメな価格交渉をして相手を不機嫌に
させることはありません。
ビジネスですから価格交渉は必要ですが、相手を不機嫌にさせてしまっては、ビジネスに
なりませんので、ここの部分は重要です。しっかり、自分の仕事面において役立てようと
思います。
強いモノづくり日本の躍進
結局は高くついちゃったオリジナル作成でしたが、作るということ以外の勉強ができたと
思っています。
ほんの一瞬でも、僕の様な ”気付き” を沢山の人が経験すれば、いずれモノづくりへの理解
が消費者レベルまで進むと思います。
良いものは良い。物には工夫と知恵が詰まっていて、それら含めて値段となっている。
消費者の半分でも、そうした意識改革が行われれば、作り手も手が抜けず、さらに良い物を
世の中に生み出してくるのではないかと思います。
そうやって、”モノづくり日本”というお家芸が、さらにレベルアップされ、世界の中での日
本という立場にスポットライトが当たり続けるのではないかと思います。
・・・・オノマトペ。