氷上のチェス:カーリング
前回のオリンピックから少し気になり始めていた『カーリング』。
今回のオリンピックでは「そだねー」で大注目となりましたが、見ていて楽しい。
僕自身、ビリヤードをするので、弾き飛ばす角度とか駆け引きに親近感があります。
作戦通りにストーンを投じる、先々まで見越したゲームメイクは、チェスや将棋と似た世界
観もあります。
カーリングの道具
ストーン
まず何といっても、あの石・・・ストーンといいます。
こんなやつ。
オリンピックでは、持ち手の根元に光るランプがあったような・・・
緑のランプありますよね。
これ、大きな試合にしか使われないようです。
このLEDの役割は以下の通りです。
投石のとき、ホッグラインと呼ばれている赤線の前で手を離さないとショットが無効になり
ます。昔はホッグラインに審判をつけていましたが、ストーンのグリップとホッグラインに
センサーを設置して、もしストーンがホッグラインを超えても選手がまだハンドルを握って
いたら、LEDランプが赤く点く仕組みです。ハンドルから手が離れたら緑が点きます。
選手の集中力を削がないためにLEDはストーンがホッグラインを越えるまでは点火されない
ような仕組みになっています。
ちなみに、このデバイスはかなり高額で、使われるのは国際大会などに限られます。
普通のカーリングホールではほとんど見かけません。
ストーンの値段
これ、びっくりしました。
LEDの付いていないもので、1個100,000円です!
ちなみに重さは1個20Kg。
カーリングは8個ずつのストーンを投げあう競技なので、試合には全部で16個必要です。
全部そろえて1,600,000円!!
ブラシ
ブラシには大きく分けて2種類あり、合成樹脂でできているものか、豚毛や馬毛で出来てい
るものがあります。値段は、5,000 ~ 8,000円くらいです。ストーンに比べたら安いけれど
消耗品ですから、お金はかかります。
靴
テレビをよく見ていた人はわかると思いますが、左右でデザインが違います。
ストーンを左右どちらでスローするかで左右が変わってきますし、足のサイズの事も考える
と選手ごとに特注なのだと思います。
スローするときとスウィープするときでは靴底を変えます。スウィープするときは滑っては
いけないので、滑る方の靴底に滑り止めを付けます。
おまけ
ちなみにカーリングの道具ってネットで売っているかを検索してみました。
『カーリング』で検索・・・。
まず、「そだねー」カジノチップマーカー。
これは正統派!
たしかに・・・カーリング・・するけれども。
商魂たくまし!字がはみ出てる!
卒業・卒部記念・・・友達と一緒に・・・どうやって遊ぶん?
普通のマウスパッドだけど。
1個100,000円っていうのは、ほんとビックリでした。
みなさまの酒の肴になれば幸いです。
・・・・オノマトペ。