本の読み方は年齢とともに変わってくるんじゃないかな。
僕なんか、45歳にもなるのに、いまだに本が嫌い。
それでも、小学校~中学校~高校と比べると少しは、読む。
小学校~中学校~高校時代、読書というと、「本」はいわゆる教科書。
小説だったり、自己啓発系だったり、童話だったり・・・
どこか、本は先生というような・・・
本は、すべて正しい事を教えているような認識しか持てなかった。
だから、読むのが苦痛。
それが、中年にさしかかると、そうではない。
特に僕は、本を通して人の人生を疑似体験してこなかった人間。
自分が抱えた悩みを自分で悶々と抱えてきた。
そういう状態で自己啓発系の本・・・
特に、今の僕より年上の方が書いた本を読むと、あー、この人、僕と同じ悩みを
持っている。
どうやって解決したんだろう。
あれ、僕と同じような思考で解決したんだなぁ・・・
と共感できるようになっていた。
そして、いわゆる緯人といわれる先人と同じ考えと行動をしているとわかった時は
安心感すら覚えた。小学校~中学校~高校時代の本に対する考え方とは全く違う。
恐らく、今後は、本を書いた著作者よりも歳を重ねることで、また、一つ違った本の
読み方をするんだろうなぁ。