ちょっと最近不思議に感じたことがあります。
少子高齢化社会に突入し、これからますます拍車がかかり、大変な時代に
なるとマスメディアで報じられて何年も経ちます。
少子高齢化社会、少子高齢化社会、少子高齢化社会・・・
そういう報道には、どこかネガティブで不安をあおるような聴こえ方を
しているのは僕だけでしょうか?
少子化は最近になって高齢化社会と結びついた言葉ですが、高齢化社会に
ついては、10年以上言われていると思います。
どことなく、高齢化社会に対する策を講じなければ、大変なことになるよ
うなニュアンスが漂います。
■ 高齢化社会って、そんなに悪いことでしょうか?
そもそも僕たちのおじいちゃんやおばあちゃん、お父さんやお母さん・・・
そんな人たちが働きに働いて、生活水準を上げ、学問を身につけさせようと
学校に行かせ、賢い子供たちが医学を勉強し、日本人の平均寿命が延びたわ
けです。
その結果が高齢化社会です。
頑張って、頑張って、頑張って、行きついた先が高齢化社会です。
それをネガティブに表現したら、何のために頑張ってきたのでしょうか?
■ アフリカでは図書館1軒分といいます
昔、ブッシュマンという映画を見たことがあります。
面白くて何度も見ました。
大人になってテレビの再放送を見たとき、面白いだけではない、一つの言葉に
感銘を受けました。あるシーンで、その部族の最長老がなくなります。
その時、部族のみんなは悲しみました。
そして・・・ ”老人は知識の宝庫であり、老人がなくなるということは、図書
館1軒分を無くすのに等しい”とブッシュマンのニカウさんは言うのです。
そうした老人を大切にし、尊重する精神・・・大事ですよね。
少し、話が固くなりすぎちゃいましたね。
・・・・オノマトペ。