どのように生きたいのか?
最近、ようやくわかってきました。
50代になるまでは、どんな風に仕事をしてどういうライフスタイルを送るのか?
そんな夢を実現させるべく、自分にしかできない仕事や特技を生かす仕事を探し回り、それはもう、いろいろなことにチャレンジしてきました。
”何でもできる”は”何もできない”という言葉をはねのけるように、全部自分でやってみたり、人とチームを組んで取り組んでみたり・・・いろいろな仕事や仕事への取り組みを実践してきました。
それでも、これだ!というストンと腑に落ちるような理想的な働き方が見つからず、もがいていましたが、ようやくわかりました。
それらは、全て表面的なこと。自分、すなわち私は”どのように生きたいのか”というものがないから、表面的なものに振り回されていたのだと気が付きました。
仕事のやり方、住んでるところ、収入・・・
こういう表面的なところから自分探しをしてはいけないのです。
どのように生きたいのか?
ここを考えるのが一番の自分らしい生き方を手に入れる近道だと思います。
なりたい自分を見つける
自分のイメージで良いのですが、目指す人を見つけると良いです。
例えば、好きなことを言って、好きなように生きる「北野たけし」のような人生とか・・・
注意しなければいけないのは、その人の持ち物や財産というところを基準にしてはいけません。その人の行動に目を向けるようにします。
その人の表面的なものは、その人の考え方や活動が引き寄せた結果です。
だから、その人のように考え、生きれば、表面的なものは心配しなくてもついてくると思います。
そのためには、生き方が好きだと思える人を見つけたら真似をし始めます。
生き方を真似してみる
その人の生き方は、すなわちその人の思考回路です。
それを真似るには、その人の書籍や番組やDVDといったものを見ることから、自分にも取り込める部分を真似していきます。
そうした出版物などがない場合は、なるべく近くにいてその言動を理解して、自分なりに解釈してみます。
そうした繰り返しで、かなり満足度は上がっていくと思います。
そのうちに、私が言っている表面的なものとそうでないものの理解が進むと思います。
違う次元で生きてみよう
テレビを見ると、芸能人や社長が出てきて年収やら年商を公表して、周りの人たちが驚くシーンがよく登場します。
これを下品、下世話と感じるようになったら、表面的なもへの憧れから心が離れたということになります。
そんなものは、あとから付いてくるんです。
あなたの理想とする生き方をしている人はどうですか?
すでに、そういう表面的なものは持っていませんか?
持っていますよね?!
だから、私もそういうところは考えず、ただただ、自分の理想とする生き方をしている人を真似ようとしているのです。それが大事なのだと思います。
完全に同化することは絶対に不可能です。真似をしながらも自分らしさというものが自然と入ってきてしまいますが、それらがミックスされてオリジナルになるのだと思います。
だから、人まねはオリジナルがないなんて考える必要もないのです。
世の中は誘惑だらけ
なりたい自分を表現する”ものさし”が、いつも表面的です。
これは先ほどのテレビ番組でも同じです。何かというと、数えられるものをたくさん持っているとか、大きさだけで比較して、そうなることが素晴らしいかのように発信してきます。
影響されるなという方が無理かもしれませんが、いちいち、感情を揺さぶられないことです。
自分には自分の理想とする生き方がある!
「坂本龍馬」だっていい。
「渋沢栄一」だっていい。
まずは、そういう人物を見つけて、マネをするようにしてみましょう。
私も、真似っこ歴2年目ですが、ずいぶんとブレないようになってきたと思います。
みなさまの「ブレ」が止まれば幸いです。