りんご箱 1/12スケールを作っていろいろ片付ける。

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きっかけ

そもそも1/12スケールのホーロー看板をいろいろ作るにあたり、それらを楽しくディスプレイできないかと思い立ったのがキッカケでした。

看板の種類や汚し具合で分けて1/12スケールのホーロー看板を入れておく。

なんとなく、古いポスターやレコードを探すような感じでホーロー看板も探せたら、きっと楽しいんじゃないかと思いました。箱は、カブを作ったときの「りんご箱」を思い出し、あれなら作れるぞ!思っちゃったわけです。

当然、りんご箱もホーロー看板も1/12スケール。しっかり納まりよく入ってくれる予定です。

りんご箱 1/12スケールの作り方

準備

適当に汚した100均で購入した木の板とカッターなどの材料です。

板の汚しは、片面は汚しを強くして、もう片面は弱くします。

汚しの弱い方は中面に来るように組み立てます。最初から塗っておくと楽ちんです。

もちろん、あとで全体的なウェザリングはするのですが、段取りとしては、先述のように、ある程度仕込んでおくといいと思います。

あと、キッチンペーパーの上でやると片付けも楽です。メモも出来るのでGOOD!です。

設計図は、以下の通りです。

現状合わせが頻繁に発生するので、あくまでも目安です。

材料の切り出し ~ 組み立て

切り出し

設計図にしたがって印をつけたら、カッターで線を入れていきます。

ある程度、深い溝を切り込んだら、グニグニっと前後にしならせると、ポキっと折れます。

折れた断面は、あまり美しくないのでカッターでサッと削り取ります。
(写真は削り取る前)

設計図通り、パーツを切り出してみました。

組み立て

まず、底にくる木を3枚貼り合わせます。

底が出来上がったら、横の面にくる木を貼り合わせます。

側面のパーツを写真のように貼ります。

真ん中に隙間が出ますので、底に細い板を差し込みます。

キツイ!

こういうところは、現状合わせとなります。カッターで削って、丁度よく仕上げます。

ピッタリ!

ディテールは、このくらいで良いと思います。

工場製品のようにキッチリと作ってしまうと、古さが出ません。

このくらいアバウトな感じの方が、昔感があって、私は好きです。昔の人は余っている廃材で何でも作れたと思いますし、そういう無駄にしない感じも、表現できるので好きです。

・・・と、まぁ、言い訳です。

ここも現状合わせです。細くて長いパーツを切り出します。

はい、ピッタリ!

そうやって、両方の側面を作ったら、今度は横の面を仕上げます。

ここ重要です。

先に上からパーツを取り付けます。このパーツは若干、幅が狭いものです。

そして、残りのパーツを上下の隙間を均等にして貼り付けます。

そうなんです、この木と木の隙間を均等にしたくて、上のパーツを先に取り付けました。

同様に反対側も取り付けたら、現状合わせで側面の上のパーツも切り出して取り付けます。

これで、基礎が完成しました。

仕上げ ~ ウェザリングとディテール

普通、木箱は釘で組み立てられています。その表現です。

細い穴を開けていきます。

こんな感じで、しっかり板の繋ぎ合わせ部分を確認しながら、開けます。

開けた穴に鉛筆をグリっと差し込みます。

すると、釘の頭のように見えます。

全部の穴に同じように鉛筆を差し込みます。

汚れそうなところをどんどん汚します。

釘の部分は錆びてくるので、明るめの茶色で汚せば、釘から出た錆が木に浸み出てきた感じが表現できます。

完成です!

ディスプレイしてみる

作った看板を片付けながらも楽しく見せる箱が完成しました。

いよいよ1/12スケールのホーロー看板を入れてみます。

ピッタリ!余計なものまで入れたら、結構、キモくなってしまいました。

あとで取っておこう・・・、けれど、これはこれで面白い。

こんな風にしたら、片付けもディスプレイも一石二鳥かな?

終わり。