図やグラフがなく読みにくい記事ですが、これが本当のアクセスアップする方法です。
本来、解りやすく簡潔には書くことが出来ないものなのです。
いとも簡単にアクセスアップするようなことが書かれているサイトは、肝心なことを伝えていません。簡潔にすることは、それだけ面倒だからです。
この記事は、図解などがなく読みにくい記事ですが、ある意味、言葉で解りやすく説明したつもりです。最後までご一読くだされば幸いです。
「ブログ アクセスアップ 方法」と検索
- 記事をたくさん、とにかくたくさん書きなさい。
- SEOのルールに沿って記事を構成しなさい。
- アナリティクスを勉強しなさい。など
「ブログ アクセスアップ 方法」と検索すれば、たくさんの方法がヒットします。
私は、そのほとんどを読み込み、実践してみました。
けれども、結局、そんな方法は「水物(みずもの)」だということに気が付き始めました。
なぜなら、ブログには日常を綴ったものもあれば、専門的なものまでいろいろあります。
それらを一つの共通の方法でアクセスアップに導くのは難しいと思うからです。
方法に合わせてブログを書くのではなく、書いている記事の属性に合わせて、自分に合った方法を選択することが重要だと思うのです。
この記事を読むと理解できること
この記事をお読みいただくと、自分のブログに何をすればアクセスアップするのかがわかるようになります。そして、いろいろな情報に振り回されなくなります。
あなたを振り回している情報は、その情報そのものが彼らのアクセスアップにつながる仕組みになっている場合があります。いかにもためになりそうな情報とキャッチーなコピーが私たちの目に飛び込んできます。
結局、その情報を読んでみてどうだったか?
私は、何をすればよいのか、ますますわからなくなってしまいました。
この記事の前半部分は、私が振り回されたことについて書いています。
お読みいただけると嬉しいのですが、手っ取り早く「これが本当にやるべきこと」にジャンプしていただいて構いません。
アクセスアップの方法が書かれた記事はそれそのものが集客のための記事
結局、何をすればいいんだ?
SEO対策やアナリティクスを勉強し始めると、ある程度のところまではアクセスを伸ばすことができます。私も、やみくもにタイトルをつけて記事を思いつくままに書いていた時よりはアクセスが伸びました。
けれども、そこからはアクセスは伸びませんでした。
そこで、いろいろな方法を取り入れて試そうと思いましたが、矛盾に気が付くのです。
アクセスアップの方法として書かれる代表的なもの
- アクセスを伸ばしたければ皆が必要とする記事を書く。
- 書きたいこと、興味のあることを書き続る。
これらは、別々のサイトで見つけたアクセスアップの方法の一部です。
これを忠実に再現しようとすると、皆が必要とする記事であり、尚且つ、自分が興味のあるテーマを探して、記事を作るということになります。
しかし、それは簡単には見つからないのです。
やっと記事にできたとしても、そうした記事を書き続けることはとても難しいです。
結局、挫折します。
けれども、それを乗り越えてこそアクセスアップできるのだと指南するサイトもあります。
それに振り回されてはいけないのです。
プロの教えるセミナーなら正解があるかもしれない
王道はないのか?とセミナーも受講してみました。
まずは、EC広告のセミナーを聞いてみました。
商品を売るために広告を出しなさいという内容でしたが、お客様の流れを自分のサイトに引いてくる手段という部分においては、ブログのアクセスアップにも役立つと考えたからです。
個人的な成功体験から導き出された方法ではなく、専門家がしかるべき方法を用いて確実にアクセスをアップさせているのであれば、その方法が鉄板なわけです。
だから、そういうセミナーを聞いてみたくなりました。
個人的成功者の話ではなく、専門家ですから期待は膨らみました。
けれども、私の感想は、結局、水物(みずもの)じゃないかということでした。
その流動的な数値を、どのように推測し数字を仮定し、目標値や仕掛け方、キーワードを修正し、理想に近づけるかがポイントだといっていましたが、そのポイントが知りたいんだ!何を長々と人の時間を使い、当たり前なことを言っているのだ!と悲しくなりました。
つまり、ここの数字をこういう目標にしたら、こういう場所に結果が表示されます。その数字が〇〇以上なら広告を続けなさい。といった、具体的な方法を知りたいのだけれど、その説明はありませんでした。
裏を返せば、時期やターゲット層などの多くのパラメーターがそれぞれ違うので、一概には言えないということでしょう。一概には言えないということは、その都度、研究するしかないということです。
その研究も、それぞれのサイトにあった工夫が必要で、それも都度都度やってみなければいけません。ということなのです。
プロにもわからない・・・ということです。
このことから、数学的な公式がアクセスアップには存在しないということを確信しました。
これが本当にやるべきこと
初心に戻る
ブログを日記代わりにつける人も多いと思います。
その延長でアクセスを増やし、お小遣いを稼ぎたいという人がほとんどではないでしょうか?
お金を儲けるために書きたくない記事を書き続けようという人は、あまり見かけません。
そう考えると、自分の気分に合わせて書きたいことを書くというのは、書き続けるためのモチベーションになります。書きたいから書く、書きたいことしか書かないから続けることができるという大前提があって、はじめて、どうやってアクセスを増やすのかを考えることが重要です。
誰にでも当てはまるアクセスアップのためにすること
自分の日記(ブログ)は”誰に読んでもらいたい?”のかを考える。
こう質問されると、老若男女、とにかく多くの人に読んでもらいたい、そしてアクセスアップしたいという返答が多く返ってくるのですが、もっと具体的に考えてみて欲しいのです。
私のブログも雑多なテーマが多くて、ターゲットを絞ることが難しいのですが、一番はバイキングの小峠さん(芸人)のような人に読んでもらいたいと思っています。
お会いしたことはありませんが、明確な人物像を勝手に作っています。
ペルソナの設定
明確な人物像を作ることを「ペルソナ」の作成と業界では呼んでいるそうです。
私のブログを読んでいただきたい「人物像(ペルソナ)」はこんな感じです。
時間を追った行動パターンまで書いています。ちょっと怖いですね。
けれども、これがあると断然楽しくなってきます。
ペルソナから作る記事が見えてくる
私のペルソナでは、
インターネットの利用時間は、平日は22時以降、休日は18時以降です。
平日は主にスマホで、休日はパソコンでネットを楽しんでいます。
そんな風に人物像を想像(創造)しています。
このような人物像に私のブログを読んでいただくには、平日であれば22時前に新しい記事を更新しておくと、彼は常に最新の記事を読むことができるようになります。
しかし、あまり長い記事ですと、就寝前ということもありますので、読んでもらえないかもしれません。記事は簡潔にまとめた方が良いかもしれません。
休日の場合は、パソコンでじっくり読む時間もありそうなので、画像付きでかなり掘り下げた内容を掲載すると喜ばれそうです。
私のペルソナは、趣味に生きる傾向がある人間なので、深くテーマを掘り下げた方が喜ばれそうです。
こんな風に自分のブログを読んで欲しい人は、どんなタイプが多いのか?そのタイプを想像し、書き出し、人物像としてペルソナを作ることで、ペルソナに向けた記事はどういった内容なのかが見えてきます。
私のペルソナは、きっと、こんなことを常に考えているのではないでしょうか。
そして、インターネットでは、こんなことを検索しているのではないでしょうか。
- 好きなことで生きる
- 好きなことを仕事にする
- 趣味を見つける
- 所ジョージ 年収
- 所ジョージ 趣味
- 所ジョージ パトロン
- 所ジョージ 人生
- 所ジョージ 憧れ
- 所ジョージのような生活
- 趣味を仕事にする
- 車 カスタマイズ
- 車 改造
- 趣味人
- 趣味 独立
- 趣味 仕事
- 生きがい
- 趣味で生活できるか?
- 趣味を仕事にするには?
- 趣味 貯金
- 趣味 商売
- 趣味 ネットショップ
- 所ジョージ 七光り?
- お金があるからできる 何かにあたった?
- どうして資産ができたのか?
- お金がないと暮らせない 趣味で稼ぐことなんかできない
こうしたことを掛け合わせて記事のタイトルを作り、それに見合う内容を書いていきます。
タイトル「所ジョージのように趣味を仕事にしたい!」というようになります。
これ、必然的に自分自身も興味のあるテーマとなっていませんか?
ここまでを一旦整理します
”書きたいことを書く” これが何よりも重要です。
私の場合は、ジオラマや趣味のことです。
ところで、
書いた記事は、ジオラマや趣味に興味のない人に読んで欲しいでしょうか?
なんとしても読ませたいと思って書いていますでしょうか?
大抵、そうではないはずです。
自分と同じようにジオラマや趣味にハマっている人に向けて書いているのではないでしょうか?
ここから、ペルソナの輪郭が出てきます。
いくらジオラマや趣味にハマっているとはいえ、自分よりかなり年上や年下に向けて書いてはいないはずです。そうやって絞り込んでいくと、ペルソナは自分の友達だったり、友達になりたい人に近づいていきます。
結局、自然とそういう人に向けて書いているということになります。
書きたいことを書いているという気持ちの奥には、同じような趣味を持っている人、つまり、自分と同じような考えや環境で生活している人に向けて書いているのです。
ということは、自分が納得し、面白い記事は、ペルソナも納得し、面白がるのです。
そんな気持ちの反対側では、自分と同じような趣味ではない人に対して、その記事について、自分がどう思われようが関係ないと思って書いているのです。
ペルソナを喜ばすためには、ペルソナの行動パターンを知る必要があります。
そうやって洗い出したペルソナの行動や考え方に合わせて書いた記事は、きっとペルソナが喜ぶはずです。くどいようですが、ペルソナが喜ぶということは自分も喜べるし、書いていて楽しい記事なのです。
もし、アクセスアップが図れないのであれば、このペルソナの行動についての推測が足りないのです。自分と同じような考えの持ち主だったら、どんな行動をするのか?ここをいろいろ推測しなければいけません。
自分と考えや趣味が同じでも生活スタイルまで全く同じ人はいません。
しっかり推測してもアクセスがアップしないのであれば、その推測はずれているかもしれません。配信する時間や記事のボリュームを都度修正して、アクセスがアップする要因を見つけ出し、反応が良い方法を繰り返し、反応が悪い方法はやめていくことで、アクセスは必ずアップしてきます。
ツールの使い方
反応を図るためのツール
こういう時にグーグルアナリティクスは便利です。
どういう年代がどの時間帯にアクセスしているかを集計してくれているので、自分の推測があっているかどうかのチェックができます。
私の場合、ペルソナは私自身に近い存在です。けれども、先ほどお見せしたペルソナの年齢は30代ですので、私よりは若いです。
アナリティクスで表示される年齢層とアクセス時間を見たときに、30代のアクセスが読み通りの時間に増えていなければ、記事の更新のタイミングが悪いという推測ができます。
更新時間を早めたり遅くしたりして修正を行い、思惑通りのターゲットが訪れている時間帯を見つけ出します。
この修正の繰り返しは、作成したペルソナそのもののデータも更新されることになります。
ますます、リアルな生活行動パターンが見えてきます。
アナリティクスの見方は、詳しいサイトがいくつもあるので、そちらをご活用ください。
アナリティクスはこのように使うべきであって、先にアナリティクスの結果を見て、その結果に記事を合わせていくような使い方はしないのです。
仮説を立て、その仮説が正しいかを知るためにアナリティクスがあります。
これを間違えると私のように遠回りをすることになります。
検索エンジンとは?
ここまでお読みいただけた方は、好きなことを苦労せず、どんどん記事が書けると思えるようになったとはずです。やはり、記事の多さがアクセスを増やすベースとなりますので、記事はたくさん書きましょう。
というのも、1記事で1,000アクセスを1日で集めるよりも、1,000の記事でそれぞれ1アクセスを1日で集めた方が簡単だからです。
せっかく書くのであれば、検索エンジンの特徴を知ったうえで書いた方が良いです。
検索エンジンは、検索する人のキーワードである疑問や悩み、知りたいことに対して、最適なサイトを表示することが目的です。
見当違いなサイトばかり検索結果に表示させていれば、いずれ、その検索エンジンは使われなくなってしまいます。だからこそ、日々研究を重ね、どうしたらユーザーの知りたい情報をピンポイントに紹介できるかを追求しています。
そうなると、タイトルと内容が違う記事を書いていては、いつまでたっても検索結果に表示されないことはご理解いただけると思います。
自分の書いた記事を見てくれるペルソナは、どんなキーワードで検索するのか?
ここの部分を考えないといけません。
先ほどのようにペルソナが検索しそうなキーワードもペルソナに記載しておけば、そのキーワードを含んだテーマを作り、それに基づいた記事を書けば頭を悩ます必要はありません。
けれども、タイトルを作成する時には、少しだけ工夫が必要です。
ペルソナが見てるくれるのはうれしいけれど、ターゲット層以外の人にも多少は見てほしいですよね?
そうした時に、キーワードを盛り込んだタイトルのキーワードの配置が重要になってきます。
検索エンジンは、先頭にある文字から読み込んでいるようです。つまり、タイトルの最初にキーワードを持ってくるのが最も効果的なのです。
タイトル作成に使えるツール
キーワードをもとに記事のキャッチコピーとなるタイトルを作るにはUbersuggestが便利です。この使い方もたくさん紹介されているので検索してみてください。
キャッチコピーになるタイトルは、32か33文字が良いとされています。
ぜひ、無料で使えるツールなのでUbersuggestを使ってみてください。Ubersuggestは、どんなキーワードが多く検索されているかを教えてくれるツールです。
ペルソナから作り出したキーワードを一つずつ検索すれば、どういう並べ方にすれば良いのか分かってきます。こればかりは、使いながらいろいろなサイトで勉強するしかありません。
これで検索エンジンに引っ掛かりやすいタイトルができました。
なぜ検索エンジンに引っ掛かりやすいかは、Ubersuggestでコピーを作るのでそうなるのです。
次に記事を書くのですが、ただ書くのではなく見出しをうまく活用します。
アクセスアップする書き方
記事を書くにはルールがある
ようやく検索されそうなキーワードを使ったタイトルが決まりました。
このタイトルは、ペルソナはもちろん、一般の方にも使われそうな言葉を散りばめたものです。
あとは、このタイトルに合った内容の記事を書くだけです。
記事を書くには、少しだけルールがあります。
検索エンジンが、タイトルと記事の内容が合っていることをどのようにチェックしているのかはブラックボックスですが、どうやら、タイトルと見出し、見出し以下の内容に共通の言葉が使われているかどうかをチェックしているらしいのです。
つまり、そのように記事を構成すれば、検索ボックスはタイトルと記事の内容が合っていると判断するようなのです。あるキーワードで検索されたとき、同じ内容で書かれた記事でも、めちゃくちゃに書かれた記事よりはルールに沿って書かれた記事の方が、検索結果が上位に表示されるようです。
検索結果で上位表示となれば、アクセスは自然と集まります。
このような仕組みなので、やはり、記事の構成はルールに沿って書くべきです。
ルールに沿った記事の書き方
- タイトルは32、33文字程度で書く。
- タイトルに使われたキーワードを絡めた見出しを付ける。
- 見出しに沿った内容の記事を書くが、キーワードを3つほど混ぜながら書く。
先ほど登場した「所ジョージのように趣味を仕事にしたい!」というペルソナに向けたタイトルは、「趣味を仕事にする!所ジョージのような生活がしたい!」の方が良さそうだと判断しました。
Ubersuggestで検索してみると以下の通り。
「仕事 趣味」で検索される方がボリュームが大きいことが分かります。
検索されるキーワードが大きい方がアクセスを集められるので、それを意識したタイトルを作ります。それが「趣味を仕事にする!所ジョージのような生活がしたい!」です。
上記タイトルを「趣味を仕事にする!所ジョージのような生活がしたい!まずはここから。」という風に33文字にしました。
タイトルで使われているキーワードを使った見出し<H2タグ>から記事を書きはじめます。
見出し⇒ 趣味を仕事にするということ<H2タグ>
この見出しには、すでにタイトルに書かれたキーワードが、見出しにも入っています。
そして書き出すのですが、キーワードを散りばめながら文章を作っていきます。
”いつも楽しく、好きなことをやっていて、それが収入につながらないかと考える人は多いと思います。所ジョージという人は、まさに趣味が仕事になっている人だと私は思います・・・”
と、こんな風に記事を作ります。
そして、ひとつのセンテンスが終わるごとに見出しを作り、その下に記事を書きます。
最初の見出しと記事にキーワードを散りばめるというルールを守れば、あとの見出しと記事の繰り返しには、さほど神経質にならなくてよいようです。
ただ、読みやすくするという工夫は必要です。
これが、記事の書き方のルールとなります。
アクセスアップのために まとめ
タイトル設定から記事の書き方までを習慣づけ、新しい記事はこれを意識して書いてみましょう。また、すでに書き終えた記事は、このルールに沿って書き直してみましょう。
もちろん、ペルソナの設定が最初にすべきことになります。
必ずアクセスが増えてきます。
書きたいことを書きながら、ストレスなく記事を増やし、検索エンジンに好まれれば、必ずアクセスはアップします。
キャッチーナコピーに踊らされず、コツコツとこの方法を実践する。
これこそが本当のアクセスアップの手法です。