私の本の選び方。読みやすさとは?

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本の選び方

読書を始めたころと違い、最近、本選びに自分なりの特徴が出てきました。

パラパラッと一秒くらいでぜんぷ

背表紙に書かれたタイトルに気持ちが惹かれたら、それを手に取り、サッと中身を見ます。

私自身、この時、中身を読むというより、一瞬、パラパラッと本をめくり、眺めるという感じです。この一瞬で、目に入ってきた単語が心にひっかかった場合、その周りの文章を読みます。それで気持ちが動いたら購入という感じです。

けれども、これだけではないということがわかりました。

行間

パラパラッとめくっている間に、その本が読みやすい本かどうかを判断しています。
このことは、自分でも最近気が付いたことです。

どんな本が私にとって読みやすいのか?

それは、行間でした。行間が4mmほどで書かれた本が、私にとって読みやすいということがわかりました。たまたま、今読んでいる本が読みやすく、その行間を測ると4mmでした。

ビッシリと並んだ文字が苦手な理由

私は、ビッシリ文字が並んでいる本は苦手です。

昔からそうなのですが、そういう本を読んでいると、私は、同じ行を読んでしまうことが多いのです。

『あれ? なんか変だぞ! 話が進んでいかない?!』

と思うときは、大抵同じと行を読んでいます。

そうなると、集中が切れてしまい、物語の流れが止まってしまいます。
それが度々発生すると、本がつまらなくなってきます。

その原因が「行間」だったのです。
注意深く読めばいいのですが、やはりテンポが出てくると、そうしたことに気が回りません。

このことは感覚的に知っていたのですが、こうやって具体的に自分のことについて分析できたことは良かったと思います。

食事も同じ

食事でもそうですが、自分のキャパを超えてドーンと大盛で目の前に料理が並ぶと、それだけで食欲がなくなってしまいます。

若いうちは、それを食べきることができるから良いのですが、歳を重ねていくうちに「量」より「質」になってきます。けれども、たとえ、おいしい料理でも「量」を全面的にアピールされると、食べたくなくなります。

本でも、同じことが起きていたのです。

そのため、一瞬、パラパラッとめくって、自分にとって、1ページ当たりが適量の文字数なのかを測っていたのです。無意識に備わった自分なりのフィルターなのでしょうね。

読書が200冊を超えてくると、こういうことにも気が付いてくるんだなぁ…。

面白い。