カナブンとコガネムシとわらしべ長者。
先に言っておくと、わらしべ長者で登場するのは「アブ」です。
お話は、即効読める「わらしべ長者」(きょうの日本昔話)でどうぞ。
ここ数年のカナブンと私と事実
私は、よほど強欲なのか、玄関前で死にそうになっているカナブンをみつけては、ティッシュに水を含ませ、カナブンの顔さきに水たまりを作り、水分補給させ、いつか大金を持ってきておくれよ・・・なんて、何匹ものカナブンを助けていました。
本当は、死にそうだったのかもわからないのですが、そうやって助けることが、幸運を連れてくると思っていたんですね・・・お恥ずかしい。
私の頭の中では、この私の行動と「わらしべ長者」の昔話がリンクしていました。
カナブンを助けて3年目・・・
カナブンって、死にかけは「緑」から「茶色」になるのではないかと思い、検索・・・。
ついでに、カナブンとわらしべ長者についても検索。
すると、私にとっては衝撃の事実がっ!
「わらしべ長者」で登場するのは「アブ」!
カナブンではないということ。。。orz・・・・。
わらしべ長者の話しの内容は知っているので、実際にはカナブンを助けても金持ちにはならないことは知っています。カナブンを藁にくくりつけて、飛ばして遊ばないと、お話には沿っていません。
でも、カナブンで遊ぶのではなく、命を助けるのだから、もっとすごいじゃん!
だからきっと、私も成り金だ!
・・・と、さっきまでは信じていたのです。
しかーし、そもそも、虫が違う!
アブだよ、アブ。
カナブンじゃない。
そういえば、バケツの中でおぼれているカナブンを助けたなぁ・・・。
水を与えて復活したカナブンもいたなぁ・・・。
そんな、多くのカナブンとの思い出が、走馬灯のように思い出される。
・・・ア・・・・ブ・・・・だったかぁ。
で、ここで、さらに衝撃の事実がっ!
カナブンとコガネムシはよく似ているということ。
写真を見るまで、全部、カナブンだと思っていた。
こうして、写真を見比べると、カナブンを助けたのかコガネムシを助けたのか・・・
その両方だったのか・・・もはや・・・思い出せない。
いや、昨日のやつは、写真からすると、あきらかに「コガネムシ」だったなぁ。
アブでもなければカナブンでもない。
ゴゴゴゴゴー….. 私のいろいろな認識が、音を立てて崩れ落ちていく。。。
せっかくなので、カナブンとコガネムシの違いをまとめてみます。
幸運を呼ぶのは?
カナブンは「幸運」の象徴。
コガネムシは「金運や利益、チャンスを掴む」象徴として、古くから親しまれてきたようです。中国や日本では、コガネムシを「黄金虫」と書きます。
身の回りでコガネムシを見かけた後は、金運が上昇すると言われているそうです。
お?! 少し光明が!
そんなコガネムシ・・・私、助けたな・・・・。待ってまーす、金運とチャンス!!
生態的な違い
カナブンの成虫は熟した果実や、広葉樹の樹液をエサとして食べます。卵は朽木や腐った葉などに産み付けられ、幼虫は朽木などを食べて育ちます。
コガネムシの成虫は広葉樹の葉をエサとして食べます。卵は土の中に産み付けられ、幼虫は土の中で植物の根を食べています。土を掘り返すと出てくる幼虫も、葉を食べてボロボロにする成虫もコガネムシ!
一方、カナブンは、腐った葉や朽木を分解して土壌を改良してくれるので、森林を豊かにしてくれます。
人間の解釈だと、生態的には、カナブンのほうが偉い!という表現になってしまいます。
確か、昨日、私が助けたのは・・・コガネムシ。
私は環境にとって悪い事をしてしまったのか・・・と、テンションが少し下がります。
見た目の違い
いきなり写真を載せると、ギャー!となりかねないので、写真はあえて最後にしました。
これにより、説明文にピンとこない人もいたと思います。
さぁ、衝撃の・・・カナブンとコガネムシの違いをご覧ください!
カナブン
カナブンは、背中にある▽(三角)の部分が特徴です。
コガネムシ
コガネムシにはカナブンのような▽(三角)の部分はありません。
まぁ、人間の都合で良し悪しを決めるのではなく、命は尊いとして、今後もカナブンでもコガネムシでも、喉が渇いていたらお水をあげようと思います。
それにしても、我が家の玄関前にはカナブンやコガネムシが、息も絶え絶えにやってくる確率が高い・・・・。
クチコミになっているのかな?
・・・・金運、幸運、チャンスが続々!!・・・待ってるよ~♬