文体が大事だと気が付きました
これから書こうとするテーマやそれを読むであろう人が老若男女だれであっても、私はその日の気分によってブログを書いていました。
その日の気分、いえ、書こうとするまさにその時の気分や感情に引っ張られていました。
そういう記事を後で読み返すと、私の文体には一貫したところがないと気づかされます。
昨日は口語で軽快でくだけた文章なのに、今日は論文を読んでいるかのような肩でも凝ってしまいそうな文章という具合に文体がバラバラなのです。
それが自分らしいということかもしれないと、長年、そうしたスタイルでブログを書いてきました。
けれども、突然、「文体」について勉強したくなりました。
その理由は、SNSでもお友達にさせていただいている作家の投稿が原因なのです。
この人の何気ない投稿には、たくさんの「いいね」が付きます。
それは、どうやらお友達の数が多いということだけが理由ではないと気が付いたことから始まります。
しばらくこの人の投稿記事を観察した後、私自身の投稿もこの人の文体を真似てみました。
すると、私の投稿に「いいね」がたくさん付くのです。
どうやら、人を引き付けるには「文体」が関係していると、ここで気が付くのです。
遅まきながら「文体」は大事だと気が付いた私は、この人の「本」で「文体」の勉強しようと思うようになりました。
作家の文体を分析する
「文体」を勉強するにあたり、何をどう勉強すれば良いのか分かりませんでした。
この作家の文体は、変わっていないものなのかどうかを知るために、過去から今のベストセラー本まで、約8年おきに3冊購入しました。
私が知りたいのは、この作家には・・・
- 固定された「文体」があるのか?
- それとも「文体」は変わってきているのか?
- もし「文体」が変わってきているのであれば、文章を書くことで次第に変わったのか?
- それとも、私と同じで、気分によって変わっているのか?
- はてさて、書く内容ごとに変えているのか?
そんなことを知るために、古い作品から読み始めてみました。
結論!「文体」は変えなきゃダメ
3冊を読み終えた結果、「文体」は変えなきゃダメということです。
私のような気分に引っ張られて変わってしまうのではなく、故意に変えなければいけません。
テーマとターゲットを明確にして、それに基づいて「文体」を変えると良いということが分かりました。
これから書く文章は男性向けなのか? 女性向けなのか?
たとえ自分が女性向けに書きたいと思っても、テーマからして男性の方が読む人が多いと思えば、男性に向けた文体にすることです。
また、テーマに対して、自分がプロフェッショナルであれば、少々上から目線で、読む人の背中を押すような強い語尾で書く方が良いと思いますし、テーマが年下に向けて書くのであれば、あまり威圧的にならないような表現にすることも必要かと思います。
つまるところ、私としてはたくさんの人に読んで頂けたら嬉しいのです。
そのためには、どういう人に多く読まれるのかを推測して、その人たちが読みやすい「文体」で文章を書けば良いのです。
その結果、その文章が多くの人に読まれることに繋がります。
テーマやターゲットによって「文体」を変える!
その必要性を勉強させていただきました。