立花隆という人の本を読んでいます。

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今読んでいる本で、途中でこういう感想を出すのは初めてです。

それでも、読み終えてしまうとこの感想がどこかに流れてしまうのが嫌で書いてみます。

立花隆さんの本ですが、この方、本は3万冊も読んでいるんですよ。

どうやったら、そんなに読めるのか不思議ですが、その本の中でこういう表現が出てきます。

・・・今の僕の読書は上すべりのものであるかもしれない。然しそれが故に無駄であるとは決して思っていない・・・。

3万冊の本を読んでも、上べだけかもしれないという考えに驚きました。

私もしっかり本を読み込み、理解しなければ、その読んだ時間は無駄になるという考えが沸きあがり、そういう読み方をする時があります。

けれども、どうにもつまらなく、読み飛ばす時がでてきます。

そして、興味のあるところはゆっくりと読む。

そんな読み方で本を読んだと言えるのか? 身についたと言えるのか?

と、考える時があります。

どうせ読むなら、上すべりではなく内容をしっかりと理解し、身に付けたいと考えるのが普通です。

しかし、上すべりでも無駄ではないと言っています。

実は、先ほどの文章の後に、さらに考えが深まる文章が続くのですが、ご自身でお読みください。

42ページからです。