ダイソーのカラーボードでジオラマ用のレンガ(壁)作り。商品撮りの背景にも!!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

レンガの壁があると、作った作品の後ろに立てたり商品撮りの背景に重宝します。

ネットで情報を集めたけれど、もっと安くできないかを創意工夫・・・。

で、こんな材料で作ってみました。

準備するもの

  • カラーボード(100円均一ダイソー)
  • 多目的クリーナー(100円均一ダイソー)
  • ミスターカラー(7、29、H-57、H-317※317はコンプリート部分)
  • スミ入れ塗料(ブラック、ダークブラウン)
  • ウェザリングマスター(Aセット、Cセット)
  • 薄め液
  • 定規
  • 千枚通し(竹串、ボールペンなど先のとがったものでOK)
  • キッチンペーパー数枚

作り方(製作日数1日)

1.カラーボードにレンガを描く

千枚通しでも竹串でも先の細いボールペンでも構わないので、自分のイメージをカラーボードに描いていきます。本来であれば、レンガ1個の寸法から縮尺したサイズを求め、その通りの大きさを1っずつ描くのが良いです。

例えば、エクセルなどでプリントアウトした用紙をカラーボードの上に置き、ズレないように用紙に書かれたレンガのフチをなぞることで、綺麗な均一のとれたレンガの壁を描けます。

一度それを試しましたが、なかなか難しかったので、定規とフリーハンドで描きました。

千枚通しの先端をなるべくカラーボードに対して寝せて線を引くことできれいに描けます。

大きいサイズの場合、それなりに疲れる作業ですので、ゆっくり楽しみながら描いていきます。

2.色を塗る ~ レンガ編

この2色を使って、カラーボードにどんどん塗っていきます。

あまり細かいことを気にせず、適当にどんどん塗っていきます。

時には、薄め液で色を伸ばしたり、色を混ぜたりしながらどんどん塗っていきます。

そして、全部、塗り終えたのがこちら。

リアルではないのはレンガとレンガの間の目地(白い部分)とテカリです。

蛍光灯の光の下では、こんな感じで光を反射します。

本物のレンガは、こんな風に光を反射しません。

目地の部分とテカリ対策を一気に解決していきます

※ 塗装の際、筆塗りではなくスポンジでポンポンするとテカリが抑えられるそうです。しかし、スポンジに持っていかれる無駄になる塗料がもったいない僕にはそれができません。では、どうするのか? ここに創意工夫の面白さがあります。

3.色を塗る ~ 目地とテカリ対策編

ダイソーで売られている多目的クリーナーは、かなり白っぽいです。

なので、そこにグレーを混ぜます。

混ぜ終えたら、これを指の腹で目地に塗り込むようにして全体に伸ばしていきます。

レンガが白っぽくなります。目地は本物みたいに良い感じになってきます。

レンガの部分だけを湿らせたキッチンペーパーでふき取っていきます。

レンガの白い部分をふき取ると、目地だけが白く残ります。

レンガの白い部分は、完全にふき取る必要はありません。

乾くとレンガの表面が白っぽくなり、それが汚れのようになり、リアル感をアップさせます。

この白っぽくなることが、テカリを抑えてくれます。

指で塗り広げました。

キッチンペーパーでふき取るときは、縦に拭きとったり、横に拭きとったりします。

そうすると、早く拭きとれます。

ふき取った後の状態です。

ちなみに、きれいにふき取らなかった場合は、こうなります。(前回作ったレンガの壁

汚しの後、ステッカーとか貼ってしまった後ですが・・・かなり、古ぼけた感じになります。

白くなっているところが、多目的クリーナーをあまりふき取らなかったところです。

とりあえず、乾燥を待つと、こんな感じになっていました。

まぁまぁ綺麗にふき取ったつもりでも、このくらい白くなります。

この白さは、好みになります。

白さが気に入らない人は湿ったキッチンペーパーでふき取っていきます。

こんな感じにしてみました。

4.色を塗る ~ 汚し編(ウェザリング)

汚しは、それぞれの得意な方法もあると思います。

私の場合は、上記のようなもので重ね塗りしたり、濃度を調節したりしてウェザリングを楽しんでいます。

乾燥した汚れ、水の流れに沿った汚れなどを想像して塗る時間は楽しいです。

クリーナーの目地が、うまい具合に塗料を吸収してくれて、リアルさを演出してくれます。

こんな感じになりました。

乾燥が進むにつれて、白っぽさが出てくるので、それをふき取りながら調整します。

全体的なテカリもなく、目地もしっかりできて、レンガの壁っぽくなりました。

今回は、30cm x 45cm という大きなものを作りました。

昔、小さいものを作って、タピオカを撮影しましたが、タピオカが大きすぎて後ろのカーテンが見えてしまいました。

今回のレンガボードは、こんなことにはならないと思います。

このレンガボードは、カッターで簡単にくり抜けるので、ジオラマ建築としても威力を発揮します。僕は、まだそこまで経験がありません。でも、こんなに簡単にレンガが表現できれば、二重橋や赤レンガ倉庫なども作れそうな気がしています。

どうぞお試しあれ。