大河「真田丸」を追う
お正月3日に上田を散策してきました。
今、上田は大河ドラマ「真田丸」で観光客が多いらしい。
とはいえ、1月3日・・・ お正月早々、そんなもの好きはいないでしょう。
と、高をくくっていました。
長野駅から「しなの鉄道」に乗って上田駅を目指します。
9:17発の電車に乗り込みました。
この電車、カワイイですね。
10:00に上田に着くまで、電車の中は暖かく快適でした。
上田駅に到着しました。
長野よりは暖かいと思っていましたが、その逆!
風もあり、ものすごく冷たく、寒かった~。
駅前には、真田幸村の馬に乗った銅像がありましたが、最近のもの。
どうも貫禄がないというか・・・
上田といえば「みすず飴」。
駅から延びる少し坂になっている道をまっすぐ行った左にあります。
中に入ると、試食コーナーがあります。
驚いたのは、みすず飴以外にもゼリーの試食や他の商品の試食まであったことでした。
三宝柑を実をくり抜き、新鮮な果汁をゼリーに仕上げ、香り高い皮の容器においしさを
そのままとじこめたゼリーも試食できる!これは、太っ腹!
いろいろ試食させていただき、季節限定の梅の味のするお菓子を購入しました。
みすず飴は試食で味違いをたくさん頂いてしまったので、買いませんでした。
子供のころ、おばあちゃんが「みすず飴」をおやつに出してくれたけれど、大っ嫌いでした。
ところが、今回、いろいろ食べさせてもらいましたが、ひとつも嫌いではありませんでした。
大人になるって・・・ そういうことなのでしょうか(笑)。
みすず飴は、和製グミのようなものです。
いよいよ、上田城を目指します!
徒歩15~20分くらいでしょうか・・・ 寒いので早足・・・
体が少し温まるころに「上田城」前に到着です。
信州上田「真田丸」大河ドラマ館
信州上田「真田丸」大河ドラマ館にはすでに行列。
実は、上田駅のインフォメーションセンターで入場チケットを購入しておきました。
チケット購入だけでも20分は並んでいたと思います。
よかった、先に買っておいて。(ナイス!奥さん)
チケットがあったとはいえ、15分くらいは並んだと思います。
お正月3日ですよ!?
ようやく、入場を済ませると、すぐにくじ引き!
タブレットをタッチすると、〇等!と表示されます。
2人で2等のフリクションボールペンと3等のシールが当たりました。
写真の左上にシールとステッカー。
左下は入場券、右は会場のパンフレットです。
(ちなみに1等は、トートバッグです。)
いい、記念になりました。
中は凄い混雑で、ずっと行列でした。
いろいろな展示物があり楽しめました。
話題のVRがあり、360度楽しめる映像がありましたが、VRの良さを生かせて
いないのが少し残念でした。
会場の出口には、芸能人のサインが飾ってありました。
上田城へ、いざ!
会場を出て、上田城城門へ。
必ず、やってしまう・・・
城門の横には、大きな石「真田石」があります。
本当に大きいです!
城門をくぐっても、お城はありません。
取り壊しにあってから、再築はされていません。
ここは、有料ですが中に入ることが出来ます。
景色は想像がつくので入らず、お城を外から見てみます。
他の見どころ
階段を下り、外から見るお城も、なかなかいい雰囲気です。
この石垣沿いにまっすぐ歩いていくと、けやき並木遊歩道につながります。
ここは、むかし路面電車が走っていました。
その名残があります。
ついでに、併設の博物館も見学。
20分ほどの資料動画も見て、歴史に触れてきました。
駅周辺の散策 時間に追われる!
帰りの新幹線は上田発15:12。
まだ少し時間があるので、周辺を散策します。
柳町通りという、上田城から15分ほど歩いたところにレトロな街並みがあります。
ここにあるパン屋さん「ルヴァン」が有名なようです。
小さいパンをおまけでつけてくれました。
天然酵母のパンは、甘さが少なく酸味が多いです。
個人的にはおいしいパンだと思いますが、好き嫌いが分かれそうです。
帰り道「真田太平記館」の脇を通り、中華屋を目指します。
帰省中に妹に教えてもらった「福昇亭」を探します。
ようやく見つけましたが、細い路地に行列。前に8人ほど並んでいます。
すでに14:00くらいですが、人気店のようです。
電車の時間を気にしつつも待っていました。
時間を友好的に使うということで、奥さんは「今川焼」を買いに行きました。
待っている時間、あまりに寒く、腹も減っていたので1個食べちゃいました。
あんこは塩加減が利いていて美味しかったです。
しかし、待っても待っても・・・
人が店から出てくるけれど、お店に入れない。
僕の感想としては、店員の要領が悪い、セットメニューが悪いんだと思います。
空いたテーブルにはからの食器・・・
寒い中、お客様を待たせるなら、せめて席が空いたら店に入れてよ!
ようやくは入れたのが、14:30。
注文したのは「五目焼きそば(中盛)」を2つ。
からしと酢をお好みでかけて食べますが、これがでてくるまで15分。
もう無理!
1つを持ち帰りに包んでもらい、一皿を2人で速攻で平らげます。
帰り際、「お待たせしてすみませんでした!」と言われましたが・・・
(繁盛で行列じゃないじゃん!要領悪いだけじゃん!と心の中で思いました。)
とにかく、駅まで走らないと!!
店を出て、7分ほど全力疾走。(15:02駅到着)
コインロッカーに預けた荷物を取り、タリーズでラテを購入。
このラテを買ったお釣りをお店の中で落とす・・・。500円玉がない!
探すのをあきらめて、先にお土産を見ていた奥さんと合流。
状況を話すと、一緒に探してくれたが見つからない。
「チャリン!って音した?」(奥さん)
「・・・してない(と思う)。」
もしかすると、どこか荷物の袋に入っていることを期待して店を出る。
ホームに着いたのが15:10。ギリギリ、新幹線に乗り込みました。
荷物棚に頭をぶつけ、イライラMAX!
バタバタと荷物袋の中を探す。
「あった!」
500円が出てきた。
実は、この500円騒動がなければ、僕は、しなの鉄道のホームに行ってしまうところでした。
500円がない!と店の中を探していたお陰で、来るのが遅いと感じた奥さんが自分のところ
まで戻ってきてくれました。
僕が変なところに行こうとする直前に、奥さんが声をかけてくれました。
すれ違わずにすんだのは500円玉のお陰だね!
そういって、ようやくラテで一息つけました。
全て安心して途中から熟睡。
自宅にて
もちろん、その日の晩御飯は「五目焼きそば(中盛)」です。
美味しい!というほどではないけれどクセになる味とでも言いましょうか。
麺はチキンラーメンのような縮れ細麺を油で少し炒めた感じです。
そこに長崎ちゃんぽんのような餡がかかっています。
お腹も膨れて、これで上田の散策もおしまいです。