参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。
40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。
読書ノート
タイトル名:媚びない人生
著者:ジョン・キム
読了日:2020年6月18日
全体的な感想
全てにおいて強い言葉で書かれている。
学生向けに書かれている本なので仕方がないけれど、時に、ハッと気づかされるところもあり、気が付くと結構なドッグイヤーが付いていた。
今まで読んできた啓発本の逆というか、緩い感じで人生を捉えるのではなく、たくましく生きることを進めるような本だけに、疲れる。
学生には良いのかもしれないが、自分と向き合う時間の少ない学生に、一周してのこの考え方を理解できるのだろうか。
たくましく生きる → ゆるくても良いんだよ → たくましく生きろ
こういう生き方をしてきた人には、著者もまだまだだなと感じつつ、直接、苦労話を聞いてみたくもなった。
その苦労を乗り越えてきたたくましさは、著者の言葉からうかがえる。
ドッグイヤーの部分だけでも読み返そうと思う。
ひとつだけ良かったところをあげるなら
「今日、私がだらしなく生きている一日は、誰かがどうしても生きたかった一日だと考えると、決しておろそかに過ごしてはいけないとい。」うような文章があった。
これには反省させられた。
けれども、ずっとその繰り返しでは息が詰まってしまう。
どういうバランスで生きれば良いのかを考えるきっかけにはなった。
捨てる前にサッと読み返して良かったページの抜粋と感想
P94 自分でコントロールできない不可抗力には逆らおうとはせず、自分でコントロールできる可抗力の統制に集中する
P133 誰かが語れる話はできるだけしない
P138 周りと同じような意見を持っているときは、安心するのではなく、むしろ危機感を覚えなさい… 群れの中でなく、大きな世界ではどうかと疑ってみる。そうしないと、発想力が削がれてしまう。
P155 もしかすると職を失うかもしれない、という怯えが、媚びを生む。そうならないためにも、自分の選択肢を拡大させること!これがダメでもあれがあるという選択肢があれば、例えば、明日、クビを宣告されてもこびずに生きられる。ひとつの選択肢で汲々とし、その選択肢を失うことに怯えるだけの人生ではあまりに悲しい。
P167 過ぎたことに縛られる、執着することは意味のないこと
P168 決まった以上はなるべく早くアクションを起こす… 選択や目標は、一度決めたら変えてはいけない、などということはない。むしろ、その選択や目標が、自分の仕事に、あるいは自分の人生に正当性があるかどうか、常に照らし合わせていくことが大切。ときどき立ち止まり、冷静に精査することだ。
P172 実際、目標設定で気をつけなければいけないこととして、目的と手段が入違ってしまうことである。今、自分がこだわっているのは、根幹の目標なのか、それとも単なる手段なのか? この区別こそ、常に心がけることだ。
P173 自分の中にこそ、明確な基準軸を設定してあげることが大事。そして、その基準軸に向けて努力する。周りは、きっとそれを見てくれていると自分で信じること。実際、しっかりと見てくれているものだ。
P180 ゼロからの創造は極めて難しい
P203 どうでもいいことを早く見つけて関わらないようにする。この意識は、自分が何を大事にしているかということにもつながる。普段から自分にとって何が大切かを意識すること。
P206 いつまでたっても学ぶだけの人は、それだけの存在で終わってしまう。そこから一歩踏み出すこと。他人のために何かを与えるには、自分をどうするか。与えることに喜びを感じる人になることだ。
P214 一度しかない人生。一途にひとつのことに向けて突き進んでいくのも、美しく格好いい生き方だろう。しかし、その一途を決めるのには慎重であるべきだ。決める前にいろいろな寄り道をするのも悪くない。最後には自分の中ですべてつながっていくのだから。
P230 挑戦に踏み出した後は、結果を冷静に受け入れ、次に生かすこと以外は忘れる。つまり、どうしたらもっとうまくいくかだけを考えるということである。失敗でも、このようにとらえることが重要である。失敗を未来の成功のための要素にしよう。
P234 すぐに役立ちそうな本にいは、あえて飛びつかないこと、近づかないこと。今すぐに役に立ちそうにない本にこそ、目を向けるべきである。
P235 体の中や脳の中でさまよう細胞を終結させ、ひとつの方向性に向けて並ばせること。これが、集中するということ。
P237 短期的に未来に対する不安があっても、一本の光が見えたら、その光を見失わずに進むことができる。そのためには、完全解放状態で発揮する集中力が必要である。
P239 過去にうまくいかなかったなら、未来をうまくいかせるための大きな財産を過去に手に入れてきたことに気づくべきである。
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