【センドク】読書ノート 393冊目|なぜ、タモリさんは「人の懐」に入るのが上手いのか?

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参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:なぜ、タモリさんは「人の懐」に入るのが上手いのか?

著者:内藤誼人 (著)

読了日:2022年10月3日

この本を購入した理由(私が知りたかったこと)

タモリさんに興味があり、やみくもに購入。

私の感じた著者の言いたいこと

内藤 誼人 (著)の本を読んだことがあり、その感想にも書いてあるが、文体が嫌い。
購入して気が付いたが、以前購入した本の感想には続きがあり、文体は嫌いだが、いい部分もあると書いてあった。そこで、我慢して読み進めた。
この人の本は、人からの引用や資料が圧倒的に多く、自分の意見は、観想的な言葉が多く、読み手の背中を押すほど強くない。
だから、それが消化不良のような気持にさせる。
この本もそうだ。だから、著者の言いたいことなど、何も伝わらない。

全体的な感想

見出しとその中に書かれた文章の太字と周辺を読むだけで十分。
それゆえ、早く読める本であり、そういう目的の本だと割り切れば良い。
でも、やはり、良い資料はチラホラある。
だから、その部分だけは自分の血肉にしたいと思う。

ひとつだけ良かったところをあげるなら

P140 いたずらに反省しようとすると、ガッカリしてやる気を失うだけ

P145 自分がどこを間違えたのかを知ることは大切なことだ… しかし、客観的に正しい答えがわからないものに関しては、反省してもどうしようもない… むしろ余計なことをしないで放っておいたほうがいいこともある…

P146 本当に、今の自分に問題があるという客観的な証拠でもあるのならともかく、もしないのなら、今のままの自分を愛してあげよう。

P148 困難な仕事に取り組むときには、まずはその仕事自体を飲んでかかるとよい。
「ふん、たかが、一か月で一億円の契約をとってくればいいだけの話だろ」
「ふん、たかが…」という具合に。

P150 おれはこのぐらいだからこういう扱いをしろとか、このぐらい金をくれとか、こういう付き合いをしろとか、あるいはこういうことをやりたいからやらせろとか、そういうことがないんです。(タモリ談)—謙虚

P154 マルチ人間の秘訣をおしえようか。すべてのものにたかをくくることだよ。(タモリ談)—自信

P156 私たちは、自分と他人を比べて、「自分のほうが上」という意識を持つと、自信を持つことができるのである。—自信

謙虚と自信の持ち方にはバランスが必要だけれど、このあたりをうまく持ち合わせるのがタモリ流かと思います。

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