【センドク】読書ノート 532冊目|路上ワークの幸福論 世界で出会ったしばられない働き方

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参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:路上ワークの幸福論 世界で出会ったしばられない働き方

著者:中野陽介 (著)

読了日:2023年7月17日

この本を購入した目的

私自身、いざとなれば何でもすればいいや!というような楽観的なところがあります。
けれども、言い知れぬ不安はあります。
それは、何でもすればいいといっても、何をするのか?という知識がないことです。
こんなものも商売になってしまうのか!?というヒントをもらいつつ、そうやって生きている人たちから勇気や自信のようなものをもらいたくて購入しました。

私の目的について書かれている重要なページ要約と感想

P146 客の需要に、適切な場所と値段で適切なモノを売る。それができれば生きていくためのお金を稼げる。

P147 環境によって必要なものは人それぞれ違ってくる。

P149-150 お金より大切なものは「愛」

P156-157 ネイティブアメリカン・レイムディアーの言葉。
”この地を文明化するために白人のブラザーが到着する前、私たちは刑務所を持っていなかった。だから非行に走る人もいなかった。刑務所がないから非行もなかった。家の鍵もなかった。だから泥棒もいなかった。馬、テント、毛布などを買えない人には、周りの人がそれらをプレゼントした。私たちは非文明な存在で私有地の重要性が理解できなかった。貨幣も知らなかったから貨幣の持つ多さで人間の価値を決めることもなかった。法律も弁護士も政治家もいなかった。だから他人を騙したり欺いたりできなかった。白人が来るまで、組織的には悪かったが、現代社会に欠かせない物ごとなしに、当時はどのように組織されたのかを、いまでは説明することもできない”

P166 お金より大切なものは、自分自身が大好きなことをすることと、自分が満足感を得て喜びを感じることをすること。(そんなことでお金を稼いで生活できるのか?と言いたくなるけれど、お金より大切なことなのだから、お金のことは忘れて良いんだよ)

P173 良い人になろうとすること、他人を傷つけないこと、毎日誰かをステキな気持ちにさせたりハッピーにさせるナニカをつくること

P177 お金より大切なものは、楽しむという気持ち。楽しめばお金はなんとかなるよ。

P189 彼の場合… まずは、路上ビューしてしまい、路上で技術や精神力を向上させている。頭で考えるよりも、心の衝動や躍動が勝り、それに沿って身体が動いているように見えた。

P222 「どこか遠くへ行きなさい。仕事が小さく見えてきて、もっと全体が眺められるようになります。不調和やアンバランスがもっとよく見えてきます」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

この本を読んで、路上ワークでもかなり稼げるものだなぁと驚いた。
それ以上に、彼らのマインドに嬉しくなった。

P227にあるエピローグに共感した。

この本は、私の目的を達成させたのか

まぁ、なんとかなるさ。そんな気になった。
そして、仕事内容よりも、お客の何処を見なければいけないのか、どういうところを大切にしなければいけないかも教えてもらった。
それができないと売り上げもないだろう。
でも、それよりもなによりも、お金なんか優先順位としては下の方にあるということを知れたことがよかった。それでも、生きていけているという事実を見せてもらっていることに、感謝しかない。

この本についての感想

前半は少々退屈。
やはり、インタビュー形式で会話が出てくる後半に楽しさがある。

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