AI、IT時代の正しい方向性。

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AI、IT時代

これからは、AI、IT時代だと息巻く経営者は多いと思います。

その一方で、AIやITに自分の仕事が奪われてしまうと不安に思う人たちもいると思います。

そのことについて、人間にしかできない仕事があるので、AIやIT時代になっても大丈夫だとかいう議論が盛んにテレビでも報じられています。

恐れるに足らず!

私はそう思います。

AI、ITが進めば共倒れる

あくまでも間違った方向に進めばという前提ですが…

間違った方向とは、生産効率のアップや人件費の削減だけを目的としたAI、IT化を進めれば経済は破綻すると予想しています。

経営者は、より利益を出そう、会社規模を大きくしようとしてAI、IT化を進めるのだと思いますが、よく考えればわかること… 首を切られ、収入がなくなった人が世の中に増えれば、どんなにAI、IT化を進めて利益の上がる商品を効率よく生産しても、収入のない人は購入できないのです。

購入されない商品を作っていても会社は傾く一方です。

社員の首を切るということは、自分の会社の消費者を減らすということなのです。

そのことを理解していない経営者がとても多い。

自分の懐に入るお金しか見ていない経営者が圧倒的に多いのですが、そういう会社は、そもそも消費者を見ていないのですから、潰れてしまえばいいと思います。

AI、ITは健全に進める

人間が楽して暮らせるとようにと技術が確信してきました。

同じ時間でも大量に作れる機械とか、一度に大量に運べる乗り物とか… 人間が苦労している部分を肩代わりしてくれるものが機械化であったはずです。

人間が人間らしく暮らせる時間とゆとりを増やすためのAI、IT化を進めれば、この先、人間は遊んでいても、すべての人が普通に暮らせるようになります。

そういう方向性でAI、ITを導入しなければいけません。

経営者の私利私欲に走ったAI、IT化は、最終的には自分も立ち行かなくなります。

だから、雇われている人たちは、恐れたり、妬んだりする必要はありません。

経営者も倒れるときは一緒なのです。

私の理想とするAI、IT化

朝、太陽とともに目覚め、ゆったりと食事をして完全に目覚めたところで画面を見る。

自分が受け持ったAIシステム、ITロボットが予定通りの生産をしているか? 故障していないかをプログラムと目視によってパソコン画面で確認します。

一通りエラーが無いことを確認したら、お昼の時間まで自由です。

読書や音楽を聴いたり、ホームシアターを楽しむのも良いと思います。

AI、ITの監視は、朝昼晩と3回行い、就寝前に明日の予定を入力して終了です。

こうした生活をしていても、IT化が進めば生産物は自動的に流通に載り、商品化され、欲しいものはネットで注文すれば自宅に届きます。

収入による人生の行き詰まりなど、だれ一人感じることのない人生が約束され、地球環境も清潔に保たれ、他人とのコミュニケーションも穏やかで争いのないものになります。

全てのAI、IT化をその方向で進めるべきだと、私は思います。