【センドク】読書ノート 388冊目|亡くなった人と話しませんか

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参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:亡くなった人と話しませんか

著者:サトミ (著)

読了日:2022年10月1日

この本を購入した理由(私が知りたかったこと)

あの世があるのか?
単純に、こういうことって興味があります。

私の感じた著者の言いたいこと

全体的な感想

あの世のことを知れるというより、そこから勉強になることの方が多い本でした。
自己啓発本に近いと思います。

ひとつだけ良かったところをあげるなら

P55 どういう人が地獄へ行くのか
よい子を演じることが習性となってしまい、自分の気持ちより人の気持ちを優先してしまう人。本当はこうしたいけど、私には無理だろうなと、自分の心にフタをし続けることで自分自身を偽ってきた人・・・。一見すると、人のために生きているのですから、よさそうな気がします。でも、はた目にはどんなに人に尽くしていたとしても、自分の本心で生きていない人は、残念ながら、現生で、やり残した思い出ばかりになってしまうのです。この世で、自分の心に嘘をつきながら生きてきた人は、いただいた命(時間)を有意義に使うことができなかった、ということなのです。

P99 (なくなってしまった人に対して)「もっとできることがあったはず」と感じることは、決して悪いことではありません。でも、その後悔のせいで自分の人生を精いっぱい生きていけないのだとしたら…
後悔ばかりして何も動けずにいるのは、限りある命の時間をおろそかにしていることと一緒です。

P115 に書かれている「バリア」の話。
誰にでも、嫌な一日というものがあります。そんな日が続くときもあります。
まともに取り合わず、受け流してしまえばいいと思うけれど、そういう態度は失礼なのではないかと考えてしまう自分にとって「バリア!」という言葉がぴったり当てはまりました。

子供の頃見ていたテレビによくある「バリア!」というイメージそのもので、玄関を出る時に「バリア!」とここrのの中で叫ぶことで「結界」を張った状態で一日をスタートさせます。

そんな風に一日を過ごしてみたら、気分が軽かった。
そういうことが書かれた箇所があり、この方法は今後も使っていこうと思いました。

P123 貴重な自分の命を削りながら過ごすのが人生だとしたら、嫌な人と過ごすことで命の時間を削ることはありません。可能なら、その人から離れて過ごすことが一番だと考えています。

P126 じとじとと恨みがましく、「危ないな、腹立つなぁ」なんて、思い続けなくてよいのです。それは単なるエネルギーの無駄使いです。その代わりに、別にいい人になる必要も全然なくて、嫌いと思っているなら、そんな自分も受け入れる。それでいいのです。ただ、嫌いな人であっても、何かやってもらったことがあれば、「ありがとう」とちゃんとお礼を言う。人として最低限の接し方ができていれば、それで何の問題もありません。むしろ、○○さんのことを嫌っている自分が悪いと思い込んだり、「よく考えたら○○さんは悪い人ではないよね」と自分の本心をごまかしたりするほうが、私には怖いなと思います。

P163 直接本人に言えなくても、その人が目の前にいなくても、帰り道で一人になったときでもいいので、心の中で「ありがとう」と言ってみる。その場では気がまわらず「ありがとうって言い忘れたな」と思ったら、そのことを思い出したときでいいのです。「ごめんなさい」も同じです。

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