【センドク】読書ノート 468冊目|けん玉で生きる―私の夢の育て方

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参考になるかどうかはわかりませんが、読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。ネタバレもあります。

40代後半まで読書嫌いできた私ですが、2018年9月に読書を始めました。
そんなきっかけはこちらです。
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2024年1月19日に、私の不注意からブログのデータを全部消す!?という失態を犯してしまい、なんとかデータの復旧はできたものの投稿日時がすべて”2024年1月19日”となってしまいました。
読了本だけでも読んだ順番ごとに並ばせたい!
…と、架空の投稿日時を登録しながら、記事の並べ替えを行いましたので、記事の投稿日と「読了日」が違うこともありますがご理解ください。
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せっかくの機会なので、過去の記事に対しての「てこ入れ」および「読書感想などの追記」を行っています。

読書ノート

タイトル名:けん玉で生きる―私の夢の育て方

著者:伊藤佑介 (著)

読了日:2023年3月26日

この本を購入した目的

「けん玉」という趣味を仕事にしてしまうまでの「夢」の育て方に興味が湧きました。やはり、自分の好きなことで生計をたてるというのは「理想」なので、そのノウハウを知ることは、私にとっても有益だと思い、購入しました。

私の目的について書かれている重要なページ要約と感想

「好き」を押し通して、無い仕事を作ってしまうという道のりを知りたくて読み始めました。けれども、ハウツー本のような形式では書かれていないので、読者が日記のような文章の流れから、汲み取るしかないと思います。

私が汲み取ったのは、まず、好きであること。
辛くなって、放り出すことがあっても、少しするとまたやり始めてしまう…
そういうものが「好き」だということだと思いました。
そして、その好きなことを身の周りの物事に、何でも結びつけて考えること。
こういうものに思い当たるのであれば、それは、自分にとって「好き」なものです。

けれども、その「好き」を収入にまで結びつけることは大変です。
特に、世の中に無いジャンルのものを収入という仕事に結びつけるのは一苦労です。

著者も言っています。
ある時に、「好きなことと収入を結びつけて考えることはしないようにした。」というようなことを述べています。

好きなことは楽しむことであるのに、収入を考えたら楽しくないし、好きが半減してしまうのだと思います。そこを切り分けたことで、パフォーマンスが上がるような気がします。でも、好きなことをやりながら収入があれば、大成功ですよね?
ここのジレンマ… よく分かります。

恐らく、厳密にくみ取るのであれば、ブレイクスルーするまでは、好きなことをとことん楽しむだけで、収入のことは考えないということなのだと思います。楽しいから極められるし、極めれば、その時初めて世界が注目し、注目されれば収入は自然とついてくる… という流れが正解なのだと思います。

では、なにがブレイクスルーさせるのか?
「記録」のあるような趣味であれば、その記録を更新するか、前人未到の記録を勝手に打ちたてるかではないかと思います。
著者はけん玉でギネスブックに載りました。

そのことで、収入への道が開けたと思います。

好きなことを身の周りのものと関連付ける際に、スポンサー契約して着衣にスポンサーを入れるなんている想像も書かれていましたが、ブレイクスルーしてしまえば、現実となります。
この着眼点はすごいし、個人でも真似のできる方法だと思います。
まずは、ブレイクスルーですね。

「好き」なことにもルールを作るというのも印象的でした。
なかでも、好きなことの近くに嫌いなものを置かないというルールが気に入りました。
少しでもテンションの下がるようなものは、自分の好きなことをやる環境の近くに入れないということです。頭の中もそうだと思います。例えばお金のことを一緒に考えないとか…
重要だと思います。

プロというのは、それがすべてになっていることだと著者は言います。
寝ても覚めても好きなことをやっている。好きなことだけを考えている。
とはいえ、ブレイクスルーをするまでは、お金のことは頭の中にちらつくと思いますが、そんな時は、前人未到の記録を立てるよう努力に打ち込む!これしかないと思います。

最後に著者は、周りからの声に対して重要なことを書いています。
周りからは、いろんなアドバイスをもらうそうですが「はい、頑張ります!」とだけ答えるそうです。自分で考えた自分だけの夢を追い求めることが重要だそうです。人の期待に応えることは大切なことかもしれないけれど、それが目標になってしまうと、自分の方向性がブレてしまいます。

「ラスベガスでショーをやれたらいいですね!」と言われ、そこに向かうことが目標になってしまっては、もはや、それは自分の目標(夢)ではなくなってしまいます。
常に自分の考えた夢に目標に向かっていくことが大事です。
応援してくれる方の気持ちは受け取り、それを自分の夢へのエネルギーとして使うことが大切です。

寝ても覚めてもそのことがすべてであるように、自分を補正する機会を得られた本でした。
けれども、普通に読んでいては… この本は、ただの日記に見えるかもしれません。

この本は、私の目的を達成させたのか

実際に自分の夢を育てている人の言葉は、文字以外のところから伝わるものがあります。
参考にさせていただこうと思います。

この本についての感想

読み方ひとつで、自分の肥やしにもなる本です。
サラッと読めますが、奥が深いと思います。

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