生きる目的を探すコツをお教えします。

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生きる目的を探すこと

私自身、「生きがい」や「生きる目的」を探すことに、大変苦労していた時期がありました。

  • 自分は、何が好きなのか?
  • 自分は、何が得意なのか?
  • 自分は、何のために生まれてきたのか?

いくら悩み考えてもわからないので、いろいろやってみました。

けれども、どれも長続きがしませんでした。
そういう失敗経験が積み重なっていけばいくほど、私は悩みました。

私の失敗

「生きがい」というものを見つけようとしたとき、私が失敗したのは、生活のための収入も得られるかどうかを考えてしまっていたことでした。

好きなこと、得意なことをしてお金を稼げたら最高に幸せだと思うあまり、それらをセットで考えてしまっていました。

今だから言えるのですが、この2つは、絶対に切り離した方が良いです。

私は、収入の部分を切り離せずにいたことで、生きがいや好きなことを見つけるのに、ずいぶんと遠回りをしてしまいました。

お金のことは切り離して考えてみる

1円にならなくても、好きだから、楽しいからやれることは何だろう?

そう考えたとき、

  • 「人の世話を焼くこと」
  • 「人の手助けをすること」

私は、この2つのことが好きだと分かりました。
質問されると、その人が分かるまで根気よく説明したり、その先の困難を見越してあらかじめレールを敷したりすることが好きです。

そうすることで、私自身が良い事をしたという幸せな気分で心が満たされることに気が付きました。

これをビジネス(お金)に結びつけるのは難しいです。
だから、私の場合、お金にはならないけれど「人助け」「世話焼き」を率先してやろうと心に決めました。一銭にならなくても好きなのだから、これを続けてみようと決心をしました。

起こった変化

「人助け」「世話焼き」といってもたいそうなことはしていません。

目の前でハンカチを落とした人がいたら、拾って渡す。具合の悪そうな人がいれば手助けする。誰でもやろうと思えばできることを、面倒くさがらず、恥ずかしがらずにやり続けました。

不思議なのですが、この行為そのものでお金は稼げないのですが、なんとなく生きていけるだけの収入は得られているというのが現状です。

決して高給取りではありません。
毎日、午後3時には仕事を終え、金曜日は大体休みにしています。
そんな生活ですが、今のところ、なんとなく生活が成り立っています。

サラリーマンの方々に比べ、自宅には早く戻ります。
早く帰ってきては、好きな模型作りをしたり、読書をしたりしています。

そんな模型作りが、生きがいのようにもなってきて、作れば売れるようになってきました。
これはまさに趣味と実益を兼ねています。

意識しないと見つかり、意識すると見つからない

「生きがい」を見つけているとき、「収入」と結び付けて探していると見つけられませんでしたが、「収入」を「生きがい」から切り離した途端、見つけることができました。
そして、見つかった「生きがい」は、私に「収入」をもたらしてくれています。

「人助け」「世話焼き」をしていたからこうなったわけではないと思います。

「人助け」「世話焼き」では一銭にもならない… でも、一銭にならなくてもいい!
これが好きなのだから、お金のことは忘れて、この好きなことをやっていこう!
このように決断できたからこそ「生きがい」から「収入」を切り離せたのだと思います。

この切り離しがうまくいったからこそ、”収入のことを考えない好きなこと”が見つかったのだと思います。私の場合、それが模型作りでした。

その模型作りは、先ほども言った通り「収入」を生み出しています。
…なんとも不思議なものですね。

私の経験を参考に、どうか人生の時間(寿命)を好きなこと、楽しいことで埋め尽くすような生活を手に入れて頂けたら嬉しいです。

私の場合、模型作りから、更に何かが広がるような気がしています。
けれども、お金とは切り離して考えることを最優先に行動したいと思います。
つまり、それが楽しいのか、自分が好きなことなのかを判断基準にして行動するということです。

せっかくの人生、嫌いなことや楽しくないことに使う時間は無いのです。