僕のお客様・・・厳密には、まだお客様ではないのだけれど、少し困っているようなので
お話を聴いてみました。どうやら、会社にいるとスマホが留守電になってしまうようです。
スマホの留守電は「・・・電波の届かないとこにおられるか、電源が入っておりません。」
というガイダンスのようです。
明らかに電波状況が悪いようです。
そこで、持っているものを見せて頂きました。
スマホケースにスマホがあり、クレジットカードや磁気カード、ICカードが刺さっていま
した。あと、電波とは関係ないところでは、磁気カード使えなくなったというのです。
すぐには解決できないので、いろいろと帰ってから調べてみました。
すると、いろいろな事が分かりました。
ご存知の方もおられると思いますが、以下にまとめさせて頂きます。
スマホケースと電波状況
スマホにとってスマホケースは遮へい物となります。
本来、むき出しになるはずの部分が覆われるので、電波の受発信におよぼす影響はゼロでは
ありません。通信速度低下に直結するかどうかはともかく、多少の変化は生じると考えてい
いと思います。
通信を優先させるのであれば、スマホケースはしない方がよさそうです。
ただ、傷や故障が嫌だという人は、スマホケースは無視できません。
もし、スマホの故障などに対応した保険に入るのであれば、スマホケースは必要ありません。
保険の方がスマホケースより高くつくので、いろいろ考えてみてください。
■ 電波最優先ならスマホケースはやめる。落下などで故障が怖いなら保険に入る。
■ スマホを長く使いたいならスマホケースをして電波の悪いときは我慢する。
僕のお客様の場合、スマホケースが電波障害の原因のようです。
磁気カードが使えない
スマホケースに入れておいた磁気カードが使えなくなったというのは、スマホと関係あるの
かどうかを調べてみました。
すると、スマホだけでなくスマホケースとも関係がありました。
スマホケースにはケースが勝手に開かないようにするための弱い磁石が埋め込んであります。
そして、スマホにもスピーカーの部分に弱い磁石が入っています。
この磁気が磁気カードやICカードの磁気を弱くしてしまうようです。磁気カードやICカード
をスマホケースの中に長く入れておくと、カードの認識が悪くなるのはこれが原因だったよ
うです。
まとめ
スマホケースは電波受信の妨げになることもある。
また、スマホケースに磁気カードやICカードを入れて長年使用していると、磁気カートやIC
カードの磁気が弱くなり認識しなくなってしまうことがある。
スマホケースにカード類を入れて持ち歩くことは便利ですが、上記のようなデメリットもあ
ります。少々面倒でもカード類は専用のカードケースに入れ、スマホはスマホで持ち歩く方
が良いと思います。もしくは、スマホケースには磁気カードやICカードは一緒に入れないよ
うにしましょう。
ちなみにクレジットカードはスキミングの被害に遭わないように専用のスキミング防止ケー
スに入れて持ち歩くことがカード不正使用の被害にあわずに済むと思います。
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