ストレスのない毎日のように思える
毎日、結構、楽しく過ごしているはず。なのに、ちょっとした加減でイラつく。
これは、単に、相性が悪かったという問題なのかもとやり過ごす。
「災難」とか「事故」という表現で、その時の不運をやり過ごします。
まさか、ストレスのせいでそんな些細な事にイラついているとは気がつかないので、その場が過ぎれば、楽しく過ごしています。
だから、自分自身、ストレスのない毎日を送っていると勘違いをしています。
実は、ストレスは少しずつ蓄積しています
本当に毎日にストレスが無ければ、少し変な人に絡まれたり、店員の対応が悪いくらいでイラついたりはしません。少しでもイラつくというのは、気が付かないうちにストレスがたまっていると判断しました。
思い当たる原因
なにが原因なのか、今日ハッキリわかったのでブログに記載しておこうと思います。こういう記録は、いつか自分自身を助ける時が来ると思うからです。
さて、仕事のストレスが無く、日々の過ごし方においてもストレスが無いと思うくらいに楽しく毎日を過ごしているのに、どうしてストレスがたまってきたのかを考えてみます。
それは、洗面台を拭くときにストレス蓄積の原因を発見しました。
歯を磨き、飛び跳ねた水滴をキレイに拭いて洗面所を後にするのですが、本当にストレスが全くない時と比べて、入念だという事に気が付きました。
細かな水滴まで気にして拭き、蛇口の部分をピカピカに光らせている事に気が付きました。
それは良い事なのですが、僕の場合、これがエスカレートしてくると、他の部分も気になり出します。面倒臭いと思いつつも、汚れに気が付いたのだからキレイにしなくては!
キレイにせずに立ち去ることへの罪悪感を自分自身が許せないので、やりたくないという気持ちがあってもキレイにしてしまいます。
こういう行為がストレスを少しずつためる原因だと思います。
その行為を続けるとどうなるのか
やりたくないけれど、キレイにすることは良い事だ、気が付いたのだからついでにやろう!さほど時間がかかるわけでもないし・・・・。
そうして、気付いた部分もキレイにする。
その結果、仕事に遅れそうになったりと生活のリズムが少しだけ狂ったり、自分の時間が少しだけ削られていきます。この”少しだけ”がやっかいなのです。
あまりにも少ない変化なので、本人はそれをストレスとは感じていないのです。ついでにいつもよりキレイにしているという感覚しか本人には残りません。
心の小さな叫び
しかし、僕の心はそうでなかったようです。
そこまでしなくてもいいんじゃないの?
時間があるからやるけれど、それにしても気にしすぎだよ!
というサインが心から出ていました。
そのサインは、あまりにも小さく、自分自身もストレスを感じるほどでもないので違和感がありませんでした。少しだけの変化は、心の声も小さくしてしまいます。
心の声に気が付かない
心の声に気が付かず、キレイにすることやついでにやろうとする心掛けは、徐々に”やりたくない”という気持ちを強くしていきます。
それでも、絶対にやりたくないというほどのものでもなく、1分ほどでやり終えてしまうものなので、嫌という気持ちとは反対に我慢をしてやってしまいます。
そうしているうちに、微量のストレスが日々蓄積されていきます。
僕はラッキーでした!
普段と変わりなく楽しく生活しているのに、”ストレスがたまっているのではないか?”ということに気が付き、微量に蓄積されたストレスと蓄積される原因を見つけ、自分自身、そのストレスが溜まる過程とストレスを生む原因に納得することができたのですから!
心に素直
みんなの前で発表するというストレスは一過性のもので気が付くことも容易です。しかし、少しずつたまっていくストレスは、見つけにくいものです。見つけることは難しいので、見つけようとはせず、心の声に従います。
やりたくない、嫌い、いきたくない・・・など、自分がしたくない事はしない。ただそれだけです。ほんの少しでも、たった1分で出来てしまう事でも、やりたくない事はしない。
これを心掛ければ良いのです。
一度でも我慢してやってしまうと、前は我慢できたのに・・・という、自分にそれをやらせようとするもう一人の自分が背中を後押ししてきます。これは危険です。嫌な事でもややり遂げる事の美徳や人間性の評価を盾に迫ってきます。
ご注意ください。それは、美徳でも何でもありません。自分らしく生きるということは、嫌なものは嫌、逆に、人が反対しても好きなものは好きなのです。その心の声に従いましょう。
心の声と頭の声は違います。
どこからこの声が発せられているのかを手を当てて注意深く判断しましょう。
癖をつける
完璧をやめる癖・・・どこまでやっても完ぺきにはならないのです。
それを理解しましょう。
だから、最初にここまでとやる範囲を決めます。
やりたくなくても、どうしてもやらざるを得ない時は、やる前に決めます。
ここまでしかやらない!と。