台風被害
「今年は台風の当たり年だったね~」なんていう言葉は、今後は聞けなくなると思います。
2019年は2つの台風が日本に甚大な被害をもたらしました。
これからの時代、こういうことが当たり前に発生することは予測されています。
地球温暖化の影響が主な原因かと思いますが、地球温暖化ストップが叫ばれてずいぶん経つのに、これといった成果が無く、事態は深刻になるばかりです。
そもそも台風の発生を防げないのか?
いろいろなサイトを見て少し勉強しました。
それによると、台風は海水温度が上昇すると発生するそうです。逆に言えば、海水温度を低く抑えることができれば、台風は発生しにくいということです。
海水温度は太陽からの熱エネルギーが注がれ上昇します。
昨今では、オゾン層の破壊によってダイレクトにエネルギーが届きすぎるために海水温度がドンドン上昇しているというわけです。
私自身、オゾン層を何とか復活させようという試みしか知りませんでしたが、海水温度を下げようとする試みの方が台風の発生を抑えられるのではないかと思います。
そうして台風の被害を抑えつつオゾン層の復活へといざなうことができれば、地球は元の姿に戻っていくのではないでしょうか?
台風の発生を防ぐ施策
- 海水温度を下げる
- 酸素を多く発生させる
この2つがポイントとなります。
海水温度を下げるにはどうしたらよいでしょうか?
お風呂のお湯を例にとると、温かい水は上にあり、冷たい水は下にあります。お風呂が沸いたと思って表面だけをさわって湯加減がちょうど良いと思い込み、脚を湯船の底に入れたとたん冷たい!と叫んだ経験は一度くらいはあるのではないでしょうか?
海も同じように表面の方が温度が高めです。
お風呂と同じように下の水を上に来るようにかき混ぜてやれば、全体の温度は均一になり、全体的に表面の海水温度が下がります。
お風呂と同じように海水をかき混ぜるには、潜水艦を使うという手段もあるようですが、太いパイプラインを使って二酸化炭素を送り込み、海の底からブクブクと放出してあげれば良いと思うのです。
海の底から気泡が上がることで海の底から海面への流動が生まれます。
それが海をかき混ぜる役割となり、全体的にかき混ぜられた海の表面温度は下がると予想します。
酸素を多く発生させるためには?
海に送り込む気体を二酸化炭素としたのには理由があります。
オゾン層を破壊する二酸化炭素を海の底に送り込むことで、海の中で光合成をしている植物のエサとなります。二酸化炭素を光合成により取り込み、酸素を作り出してくれます。
生まれた酸素が海面に到達した後は、そのまま空中に放出されます。
結果的にオゾン層を破壊する二酸化炭素は海の中で酸素に変換されるので、オゾン層がこれ以上ダメージを受けることから防げます。
一石二鳥の施策
このように、台風の発生を防ぐための2つのポイントは、二酸化炭素を海の中に送り込むことで実現できます。
二酸化炭素によりオゾン層はこれ以上破壊されませんので、この間に急速に修復する方法を考えれば地球温暖化はストップするものと考えます。
異常気象のない地球を作り出すことは、この理論を使えば可能なように思えますがいかがでしょうか?
余談
こんな難しい話より、アニメのように台風にミサイルを撃ち込んで台風を消滅させることは出来ないのかと考える方もいると思います。私もそうでした。
そこで調べてみました。
すると・・・・
台風は、半径100km程度の小型台風でも、そのエネルギーは1500兆キロジュールになるということです。これは広島に投下された原子爆弾の2万4千発分に相当します。
日本観測史上最大の1976年台風17号のエネルギーは、なんと原爆300万発分!だそうです。
台風を核ミサイルで相殺する前に人類が滅んでしまうという計算です。
やはり、人間が招いた地球温暖化は人間が時間をかけて元に戻していくしかなさそうです。