ebayの最初の壁
ebayに出品することを覚えると、2つの思いが生まれます。
- 売れる商品をもっと探したい
- もっと簡単に出品したい
売れる商品は、ebayやヤフオク、メルカリをどう使うかで、たくさん商品を見つけることができます。とはいえ、売れるかどうかわからない商品を「感(カン)」で購入するわけにいかないので「無在庫販売」という手法に行き着くのは自然の流れだと思います。
無在庫販売とツールのおいしいうたい文句につられるな
ツールを使うと簡単に商品をたくさん出品できます。
なかには無在庫販売の在庫管理までしてくれる優秀なツールまであります。
簡単に言うと、
売れるかもしれない商品をメルカリで見つけたら、そこにあるテキストや画像をそのままそっくり流用して、自分のebayに自動で出品してくれるツールです。
(この時点では、メルカリから商品を購入しません。)
優秀なツールだと、おおもとのメルカリにある商品が誰かに買われてしまった場合、自動的に自分のebayのサイトからも出品を取り下げてくれるのです。
さらに優秀なツールだと、自分のebayで売れた商品を自動的におおもとのメルカリで購入してくれます。
夢のようなツールもあるようですが… 目が覚めました。
とりあえず、そんなツールはいらない。
だって、売れる商品のリサーチ力なしに大量の商品を手当たり次第にebayに出品したって、品数が増えるだけです。
品数が増えることはとてもいいことですが、それでいいのか? ということです。
経験を積む
まずは、自分で100品目ほど目を凝らして商品を見つけて出品する。
「有在庫」で勝負しながら、相場観を身につけていくことが大事だと思います。
同じ商品なのに、価格もこちらの方が安いのに… 売れない商品はあります。
そういう「なぜ?」をクリアしながら、戦略をたてて、価格の調整をするのも勉強です。
こういうことが身についたとき、大量の商品を前にツールを使ってテキパキとコントロールできればいいと思っています。
ebayのツール販売業者の中には、言葉巧みに「儲け」と「大量出品」をイコールと位置づけるところがあります。当然、大量出品には「無在庫販売」が前提となりますし、仕入れ先も多岐にわたります。
↓
そういう在庫管理は、ツールにすべてお任せ!
なんていううたい文句につられてはいけません。
やるべき順番
- 100品目を目標に出品する
- 100品目達成したらストア化する
- ストア化したらクーポンや割引機能をいろいろ組み合わせて価格を調整して様子を見る
これらができてくると、自分のスタイルが見えてきます。
スタイルが固まれば、どこをツールで補えばもっとスピーディーな仕事ができるのかも見えてきます。
そうして初めて、ツールの導入を検討するのが良いと思います。