迷惑メールを完全スルーする
自動でごみ箱に入るルールを作っても、ごみ箱の数字がいつも増えていくのが気になる。
その都度、「ごみ箱を空にする」をしても、毎日、毎日、そうしなければならず、迷惑メールのためにこんなことをさせられるなんて許せない!
そんな風に思ってしまったわけです。
受信拒否ルールを設定しても、うまく機能せず…ググってみても、明確な対処法も無し。
そんな状況で、とにかく、特定の相手からのメールはごみ箱にも入らず、完全に消えてしまうような設定を目標にいろいろやってみました。
結果から言うと、出来ました! 超快適です。
<私のパソコン環境> Windows10、Outlook
設定前に迷惑メールの相手を知る
大抵の場合、件名やメールアドレスの送信元はバラバラなものが多く、それを条件としてメールの受信ルールを作成していると、それこそキリがありません。
そこで、メールの本文に注目します。
大体、同じような文章が書かれています。
私のところに送られてくるメールの本文には、必ず、相手のメールアドレスが掲載されています。その理由は、ホームページのフォームから送られるスパムメールだからです。
通常、フォームの送信には、自分の名前とメールアドレスが必要になるので、その時に登録したメールアドレスが本文に記載されるのです。こんな感じです。
赤丸のようにメールアドレスが入っています。
大抵の迷惑メールは、@以下は共通しています。
今回は、この@以下のアドレスに対して、対策をしてみたいと思います。
ルール設定
まず、1通の迷惑メールの上で「右クリック」をします。
「ルール」から「仕分けルールの作成」を左でクリックします。
すると、画面が立ち上がります。
下の画像の赤線の右部分には、いろいろ書かれていると思います。
□にチェックが入っていない状態で、赤線の右部分にはいろいろ書かれていたとしても、そのまま「詳細オプション」をクリックします。
すると、さらに別の画面に切り替わります。
切り替わった画面では、差出人、件名、宛先またはCC、件名が本文に…
といったところに、いろいろ記載があると思いますが、それらはそのままにして、「本文に特定の文字が含まれる場合」というチェックボックスだけにチェックを入れます。
すると、赤丸で囲った通り「特定の文字」というのが表示されますので、それをクリックします。
思い出していただきたいのですが、迷惑メールの本文には必ずメールアドレスが記載されていましたよね?
私の場合、@以下が「@163.com」でした。
@より前の部分は、いろいろ変わっていても「@163.com」だけは、どの迷惑メールにも共通して書かれていました。
話を戻して、「特定の文字」をクリックすると…
本文に含まれる文字を入力するように指示をしてきます。
私の場合、本文に含まれる文字には「@163.com」と入力しました。
入力したら「追加」ボタンをクリックします。
追加ボタンを押すと、特定の文字一覧の欄に「@163.com」が入りました。
これで「OK」をクリックします。
画面が元に戻り、以下のような画面が表示されていると思います。
下の欄に、”本文に@163.comが含まれる場合”となっています。
この状態で、「次へ」をクリックします。
もう少しで設定は終わりです!
次の画面では、対象のメールをどのように処理するのかを設定します。
先ほどの「次へ」をクリックしたら、以下の画面が表示されたと思います。
削除する(復元できません)の□にチェックを入れるのですが、チェックを入れると次のような警告が表示されます。
「はい」をクリックします。
「削除する(復元できません)」の□にチェックを入れただけなのですが、「仕分けルールの処理を中止する」にまでチェックが入ったかと思います。
これはそのままで大丈夫です。何もしないでください。
あとは、「完了」をクリックすれば設定はおしまいです。
お疲れ様でした。
このように、本文中に書かれている単語に共通性を見つけたら、それをルール設定に反映することで、同様のメールは一網打尽です。ごみ箱にすら入らず、目にも触れません。
ただ、間違えて設定すると必要なメールも届かないので、必ず、慎重に設定をしてください。
スパム対策ではないのですが、キーボードの入力で、1文字目が認識しない!
そんなことありませんか?
対策方法をアップしましたのでご覧ください。