自己啓発本を何冊か読んだら、次は何をすべきかを教えてくれる本を読みましょう。

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どんなに読んでも「壁」に行き詰まる

成功、引き寄せ、生きる目的、夢を実現、不安の解消、未来…
この類の本は、しばらく読まなくても、もういいかなぁ…と、感じています。

購入したまま読んでいないものが何冊かありますが、それを読んだら、しばらく読まなくてもいい… 急にそんな気持ちになりました。

  • 過去でもなく未来でもなく「今」に一生懸命生きろ!
  • もっと自分をほめなさい。
  • 自分が自分を嫌いにならない方向に進みなさい。
  • 目標に対して細かく小さな目標を決める。
    小さな目標の達成を何日でクリアするのか、またその手段を書き出す。
    そうやって小さな目標を一つずつクリアしていけば大きな目標も達成できる!
  • 妄想(未来)や後悔(過去)は何も生み出さない
  • 実行したことは反省をして良くなかったことの対策をたてなさい
  • ミスには凹まない、対策をたてることが大切

たいていの自己啓発本に書かれていたことです。

最初は、目新しく、むさぼるように読んでいました。

本を探しに本屋へ

昨日、本屋に行って、ピン!とくるタイトルを手にしては、サラッと中を読んでみる。
そうやって、自分にプラスになるものが書かれていれば購入するのですが、今日手にした本は、どれも上記にあげた内容が書かれていました。

詰まるところ、自己啓発本の中身は、表現こそ違えど、上記にあげた内容がすべてだと気が付いたわけです。

本を読んだだけでは、ここまでが限界。つまり「壁」がここにありました。
私は、もう、次の段階に進まなければいけないと感じました。
それは、行動することです。

行動の重要性と何をすればよいのか?

すでに読んだ自己啓発本にもあるように、いくら知識が増えても行動をしなければ意味がありません。私は、これ以上、自己啓発本というジャンルから教わることはなく、教わったことを実行に移していくという段階に差し掛かったのだと思います。

そのなかで自分なりの成功というかたちが見えてくるのだと思います。
きっと、人まねをしても人と同じ成功はしないと思います。
書かれた内容を自分なりに咀嚼して、行動してこそ、自分にとっての成功に近づけるのだと思います。

とはいえ、私自身、いわゆる生活水準の向上というような成功にはあまり興味がありません。
複雑ですが、自分なりの成功像というものはありますので、そこには近づいていきたいと思います。

行動が重要だと分かっても、悲しいかな… 何をどのようにしたらよいのか…
ぼんやりとは見えているのですが、明確になりません。
明確にならないので、毎日こなすべき物事も明確になりません。

今まで読んだ自己啓発本には、そうした行動の具体例がありません。
自分が進むべき方向性とそのためにしなければいけない考え方が理解できても、自分の生活のなかでどのように本の内容を生かせばよいのかというヒントがありません。

何をすれば良いのかがわかる本

知識だけが膨れ上がっている状態で、自分の生活にどのように落とし込んでよいのかわからないときに出会ったのがこの本「ない仕事」の作り方です。

この本は、行動こそ重要だということは理解していても、どうやってやって行動すればよいのか迷っている人にとても良い本です。

みうらじゅんさんは、コレクターとして、マニアックな仕事をこなす、変なおじさんというイメージがると思います。でも、そもそも、ああいう仕事のジャンルはなかったわけです。
つまり、みうらじゅんさんが自分で作ってしまった仕事のジャンルなのです。

この本には、自分の好きを仕事にまで昇華してしまうモチベーションと活動が書かれています。それを自分の身に置き換えれば、自分は何をどうすれば良いのかが浮き彫りになります。

やるべきことが浮き彫りになった時、今まで読んできた自己啓発本の知識が生きてきます。

また、この本には、アイデアの出し方にもヒントがあります。
私も以前読んだことのある本「アイデアの作り方」より、こちらの方が数段も良いです。

自己啓発本やアイデアの出し方にはない、著者が実践してきた行動と知恵とモチベーションがこの本にはあります。そうした行動が実を結び、実際に私たちはみうらじゅんという人をテレビで見ることができます。いわゆる、無い仕事を仕事にしてしまったという証明結果を見ているわけですから、そこに至るまでの行動には説得力があります。

自己啓発本、引き寄せ本、精神を強くする本などをある程度読んだら、『「ない仕事」の作り方』で終止符を打ちましょう。