読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。
ネタバレもあります。読書ノートとして残しておこうと思います。
40代後半まで読書嫌い。
急に(2018年9月)読書を始めました。⇒ きっかけはこちらです。
読書ノート
タイトル名:フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか
著者:堀内都喜子 (著)
読了日:2024年1月16日
この本を購入した理由
少し前から、北欧の人たちの働き方に興味がありました。
働き方というよりも「働く」ことは、彼らにとってどんな意味があるのかを知りたくて購入しました。
この本のどんな内容を忘れたくないか?
- 砂を一握りつまんで取り出しても周りの砂がその穴を埋める
この本の感想
フィンランド人の段取りの良さを学ぶ本ではありません。
フィンランドでは、景気が悪くなればすぐに解雇され、景気が戻れば、今まで働いていた人を呼び戻すというのが珍しくないそうです。仕事とは、そういうものだと理解している人が多い。また、自分がいなくても、誰かがその穴を埋めると理解している。
誰もが、誰かの穴は誰かが埋めることは当たり前だと思っているので、皆が16時に上がれるのです。
国の保障も日本とは大きく違います。
そうしたバックボーンのなか、失業中に新しい資格や技術をマスターする人がほとんどで、そうした技能を次の会社で活かせるようにするのが、フィンランド人の考え方のようです。
フィンランド人は、仕事もプライベートも同じくらい大切にしています。
仕事のためにプライベートを犠牲にするという考え方は、あまりなさそうです。
ドライな考え方なのかと思われがちですが、決してそうではありません。
著書を読んでいて、自分は何を大切にするのかが見えて気ます。