【センドク】読書ノート 651冊目|フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

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読んだ本の感想などを書いています。
結構、好き勝手なことを書いています。
ネタバレもあります。読書ノートとして残しておこうと思います。
40代後半まで読書嫌い。
急に(2018年9月)読書を始めました。⇒ きっかけはこちらです。

読書ノート

タイトル名:フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

著者:堀内都喜子 (著)

読了日:2024年1月16日

この本を購入した理由

少し前から、北欧の人たちの働き方に興味がありました。
働き方というよりも「働く」ことは、彼らにとってどんな意味があるのかを知りたくて購入しました。

この本のどんな内容を忘れたくないか?

  • 砂を一握りつまんで取り出しても周りの砂がその穴を埋める

この本の感想

フィンランド人の段取りの良さを学ぶ本ではありません。
フィンランドでは、景気が悪くなればすぐに解雇され、景気が戻れば、今まで働いていた人を呼び戻すというのが珍しくないそうです。仕事とは、そういうものだと理解している人が多い。また、自分がいなくても、誰かがその穴を埋めると理解している。

誰もが、誰かの穴は誰かが埋めることは当たり前だと思っているので、皆が16時に上がれるのです。

国の保障も日本とは大きく違います。
そうしたバックボーンのなか、失業中に新しい資格や技術をマスターする人がほとんどで、そうした技能を次の会社で活かせるようにするのが、フィンランド人の考え方のようです。

フィンランド人は、仕事もプライベートも同じくらい大切にしています。
仕事のためにプライベートを犠牲にするという考え方は、あまりなさそうです。
ドライな考え方なのかと思われがちですが、決してそうではありません。

著書を読んでいて、自分は何を大切にするのかが見えて気ます。

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